マックハウス<7603>上期は在庫処分を進める。下期から新業態の出店を開始

2019/11/08

上期は在庫処分を進める。下期から新業態の出店を開始
アップデートレポート
(株)QUICK  佐久間 聰

上期は3%減収、営業赤字5.4億円だが、期初予想より小さい
今20/2期上期の単独業績は、売上高が前年同期比3%減の133.6億円 、営業損益が5.4億円の赤字(前年同期は2.0億円の赤字)。不採算店舗の閉鎖で店舗数が減少したため。ただ、在庫処分を進めたことで客数が増加したため既存店売上高は同0.4%減と想定(同4.3%減)ほど落ち込まなかった。売上総利益率は期初予想を下回ったものの、売り上げの確保で売上総利益はほぼ想定線。販管費の削減により、営業赤字幅は期初予想(営業損益6.4億円の赤字より小さかった。

通期も営業赤字とした期初予想を維持。新業態「NAVY」展開
会社側は、上期業績が概ね期初予想の想定線だったことから、今期通期の単独業績予想を据え置いた。通期の売上高は前期比4%減の268.0億円、営業損益は8.6億円の赤字(前期は12.4億円の赤字)、純損益は14.1億円の赤字(同28.3億円の赤字)を見込んでいる。
会社側は今期下期の戦略について、予定通りに在庫処分を進めたことなどから、期初に公表した4つの方針(1)企業風土・企業文化の再構築、(2)商品改革、(3)店舗運営改革、(4)店舗開発の方向転換を維持した 。会社側は今期下期から新業態「NAVY」の出店を開始した。「NAVY」は100 坪程度の中型店舗で商品棚など什器を木目調で統一した落ち着いた内装。什器は従来業態と比べ低層で店内の視認性は高い。取り扱っている商品はナショナルブランドのメンズアメカジとメンズモノトーンを軸に、これに合うレディースなどを揃えている。
QUICK企業価値研究所は 、今期通期の単独業績予想について、会社側予想と同額とした従来予想を据え置く。今期下期 も 既存店客数 を伸ばし売り上げを確保できるか、新業態「NAVY」の動向などとともに見守りたい。来期(21/2期)は在庫処分の進展等で 営業黒字転換を予想 。

 

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