ウチダエスコ<4699>PC更新特需や学校大型案件で20/7期は収益拡大を予想

2019/10/17

PC更新特需や学校大型案件で20/7期は収益拡大を予想

ベーシックレポート
㈱QUICK 原田 大輔

マルチベンダー 保守が強み の PC ・ ネットの保守サービス会社
パソコンなどのハードウェア保守やネットワーク構築などが主力事業。 OA サプライ品 や オフィス家具の販売 、 オフィス空間の設計・施工、ソフトウェア開発や導入支援 なども手がける。内田洋行( 8057 )の連結子会社。多数のメーカーと保守の業務委託契約を結んでおり、ひとつのメ ーカーに縛られないマルチベンダー保守が強みとなっている。学校など文教市場向けの売上高が比較的多いことも特徴。

19/7期は大幅営業増益。パソコン更新特需など取り込む
19/7 期通期の連結業績は、売上高が前期比9%増の 13,694百万円、営業利益が同 54 %増の 819 百万円だった。主力の「 ICT サービス事業」が好調で、期初の計画を上回る大幅な営業増益となった。同事業では、20年1月のWindows 7サポート終了などに向けたパソコン更新特需に加え、学校向けのIT 機器導入案件の獲得が寄与した 。また、ソフトウェアの導入支援などを手掛ける「ソリューションサービス事業」の営業赤字が、案件の増加や構造改革の効果などで縮小したことも貢献した。

持続的な収益成長には 、民間企業の顧客開拓などポイントに
QUICK企業価値研究所では、 20/7期通期の営業利益を前期比4%増の850百万円と予想。パソコン更新特需や学校向け大型案件の獲得 、「ソリューション事業」の損益改善などで収益拡大を見込む。一方、 21/7期の営業利益は同12%減の750百万円と予想 。特需や大型案件の反動などで減益を見込む。会社側は、19年8月の決算発表と合わせて 22/7期を最終年度とする中期経営計画を公表。新学習指導要領の実施などに向けIT活用が進む文教市場での需要取り込みに加え、民間企業の顧客開拓に注力する方針 。今後の持続的な収益成長に向けては、大型案件に左右されにくい民間市場での顧客基盤の強化などがポイントになろう。

 

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