ファーマライズホールディングス<2796>調剤薬局事業の競争力強化、新規出店・M&Aを加速

2019/09/25

調剤薬局事業の競争力強化、新規出店・M&Aを加速

ベーシックレポート
(株)QUICK 真下 弘司

調剤薬局業界14 位
調剤薬局中堅。調剤報酬額でみた業界順位は14位。調剤薬局事業のほか、物販事業(ドラッグストアやコンビニエンスストア等の運営など)、医学資料保管・管理事業(紙カルテやレントゲンフィルム等の保管・管理)、医療モール経営事業等を行っている。現在進行中の中期経営計画では調剤薬局事業の競争力強化、新規出店・M&A による規模の拡大を目指している。

診療報酬改定等から19/5期は大幅営業減益
19/5期の連結業績は、売上高が前期比5%減の517億円、営業利益は同46%減の6.4億円。セグメント別にみると調剤薬局事業は売上高が同6%減の406億円、セグメント利益は同38%減の9.5億円。地域医療(在宅医療・施設調剤)の実施や後発医薬品推進などかかりつけ薬局となるための取り組みを実施したが、18年4月の診療報酬・薬価改定の影響で減収・減益。物販事業は売上高が同3%減の92億円、セグメント損益は1.5億円の損失(18/5期は2.4億円の損失)。依然採算改善の途上にあるが、収益改善策(不採算店舗の閉鎖や改装など)の成果で損失幅が縮小。

20/5 期は業績の回復を予想
QUICK企業価値研究所予想の当研究所予想の20/5期の連結業績は、売上高が前期比2%増の528億円、営業利益は同38%増の8.8億円。持続的な成長に向けた構造改革費用が発生する見通しだが、18年4月の診療報酬・薬価改定の影響が一巡、かかりつけ薬局化の推進等による着実な技術料獲得を見込み増収・増益を予想する。
続く21/5期は、売上高が前期比横ばいの528億円、営業利益は同横ばいの8.8億円を予想する。20年4月に予定されている診療報酬・薬価改定の影響で調剤薬局事業は苦戦を見込むが、物販事業の貢献と構造改革の成果を見込み売上高と営業利益は20/5 期並みを予想する。

 

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