白銅<7637>需要低迷を考慮して当研究所予想を下方修正

2019/09/12

需要低迷を考慮して当研究所予想を下方修正

アップデートレポート
(株)QUICK 中村 宏司

1Qは販売不振と在庫評価影響の悪化で45%営業減益
20/3期1Qの連結業績は、売上高が前年同期比14.2%減の10,455百万円、営業利益が同44.8%減の374百万円となった。主要需要産業である半導体製造装置業界では、世界的なメモリ価格の低下や需給の緩みを受け、設備投資が低調なまま推移し、液晶製造装置業界も同様に低調に推移した。このため、標準在庫品、特注品ともに販売重量が減少した。さらにアルミニウム地金価格の下落などに伴う販売価格の低下もあり減収減益となった営業利益が前年同期に比べ減少したのは、前年同期に利益を押し上げていた在庫評価影響の反動もある。在庫評価影響を除く営業利益は、前年同期比32.2%減と同社では試算している。

20/3期通期は増益予想から一転、11%営業減益へ
QUICK企業価値研究所では、20/3期通期の連結業績予想について、売上高を45,400百万円→43,000百万円(前期比5%減)、営業利益を2,330百万円(同4%増)→2,000百万円(同11%減)と従来予想を下方修正した。1Qが需要低迷の影響から想定以上に苦戦したことや、地金価格の下落で在庫評価影響が悪化していることを考慮した。前期比では、販売重量の減少や、地金価格の下落に伴う販売価格の低下により減収減益を予想する。
21/3期も売上高を45,950百万円→43,550百万円(前期比1%増)、営業利益を2,435百万円→2,105百万円(同5%増)と従来予想を下方修正した。しかし、前期比では、標準在庫品の販売増により増収増益になるとの予想は変えていない。

 

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