サムティ<3244>6月に大和証券グループ本社の持分法適用関連会社に

2019/09/10

6月に大和証券グループ本社の持分法適用関連会社に
ベーシックレポート
㈱アイフィスジャパン  堀部 吉胤

大阪発祥で全国展開する総合不動産会社
大阪発祥で全国に事業展開する総合不動産会社。レジデンス、商業施設、オフィスなどの賃貸資産を全国に保有し、安定的な賃貸収入で固定費を賄いながら、再生流動化の売却益、開発流動化や投資分譲の開発利益により成長を追及。開発は従来のレジデンス中心からホテル、中規模オフィスへと展開。主に地方のレジデンスに投資するサムティ・レジデンシャル投資法人(SRR)のメインスポンサー。大和証券グループ本社と資本業務提携し、2019年6月に同社の持分法適用関連会社となった。

上期業績の進捗率は高いが、通期業績は計画線で着地しよう
19/11期2Q累計(12-5月)決算は、売上高478億円(前年同期比3.3%増)、営業利益139億円(同53.0%増)。ホテルなど好採算の開発物件の売却益が牽引し、微増収ながら大幅増益となった。ホテルの売却益の上振れを主因に通期会社業績予想は、5月30日の大和証券グループとの資本業務提携発表と同時に営業利益で10億円上方修正されている。下期にSRRの第三者割当増資に伴い22物件、188億円の物件拠出を行うが、ほとんどが当初からSRR 向けにウエアハウジングしていた物件のため売却益は限定的。通期業績は会社修正予想線で着地しよう。

大和証券グループ本社との資本業務提携で次のステージへ
大和証券グループとの資本業務提携により、資金調達力の強化を図り不動産市況の悪化に備えつつ、ホテル、レジデンス、オフィスの開発を加速していく方針。20/11期にはホテルREITの組成を目指しており、現在のパイプライン約1,100億円に加え、将来のパイプラインとして300億円規模の開発ファンドを大和証券グループと共同で立ち上げる予定。大和証券グループが保有するCRE の情報提供も受けることになっており、早くも8月に一等地に所在する大和証券大阪支店ビルを取得した。

 

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