ケアサービス<2425>東京23区での営業拠点のドミナント化を推進

2019/09/04

東京23区での営業拠点のドミナント化を推進
リサーチノート
(株)QUICK  豊田 博幸

20/3期1Qは4百万円の営業黒字でスタート
20/3期 1Q の連結業績は、売上高が前年同期比 4.2 増の22億55百万円、営業損益が4 百万円 の黒字前年同期が5百万円の赤字に転換した。売上高を事業別にみると、主力の介護事業はデイサービスの営業拠点の統廃合による販売減があったものの 、訪問入浴サービスの強化により前年同期比 2.6%増の16億17百万円と、増収を確保 。エンゼルケア事業は新規出店 による効果 や 、 顧客獲得により同 5.9 %増の 4 億 79 百万円。サービス付き高齢者向け住宅事業は営業強化により同 16.1%増の1 億59百万円となった 。利益面では 、競争が激しく、低採算を余儀なくされるサービス付き高齢者向け住宅事業の売上構成比上昇や 、 介護報酬改定(18年4月によるサービス単価の低下などにより売上総利益率が19/3期1Q1 1.1 20/3期1Q10.9%に小幅悪化した 。一方、販管費は前年同期比1.6%減った。新規採用によるコストの増加などがあったものの 、営業拠点のドミナント化などで効率性が向上しコストを削減 できたことが要因 。営業損益以下の損益は辛うじて黒字を確保した。

足元は想定の範囲内で推移、当研究所予想を据え置き
足元までの業績は、売上高および営業利益ともに想定の範囲内で推移。QUICK 企業価値 研究所による20/3期の連結業績予想 を据え置き 、売上高が91億50百万円前期比3%増 、営業利益は2億70百万円同20増とする。主力の介護事業は 、介護報酬改定によるサービス単価の下落もありデイサービスの苦戦が続く。これに対し、訪問入浴サービスの強化、営業拠点のドミナント化の推進 、19年7月(20/3期2Qより連結に買収した居宅・訪問介護事業の会社社名「ひだまり」、本社所在地:東京都江東区、19/2期通期の売上高 1億39百万円などの貢献により、従来予想通りの業績を見込む 。エンゼルケア事業は 、急速な拡大は難しいが、サービスの充実や顧客基盤を固め、受注取り込みを図っていく方針だ。サービス付き高齢者向け住宅事業は、通期での営業黒字確保を目指し、コスト低減とともに、売上高の拡大を目指す。
来21/3期の連結業績予想も据え置き、売上高が前期比7%増の98 億円、営業利益が同 26 %増の3億40百万円とする。主力の介護事業において、ADL(日常生活 動作)維持加算(ADLの維持・改善につながった利用者が多い事業所を評価する加算制度)取得事業所の増加によるデイサービスの拡大や、訪問入浴サービスの堅調な推移が続くとみている。加えて、エンゼルケア事業の営業拠点増による伸長などから連結増収が続くと予想する。利益面では営業拠点のドミナント化進展による効率性向上や、高採算のエンゼルケア事業の貢献などが見込まれる。人件費の拡大を吸収し、売上高営業利益率も改善しよう。

 

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