アサンテ<6073>1Qの売上高は低調なスタート

2019/07/30

1Qの売上高は低調なスタート
ベーシックレポート
㈱アイフィスジャパン 堀部 吉胤

全国展開を目指す白蟻防除のトップ企業
1970 年創業の白蟻防除を中心とした総合ハウスメンテナンス会社。東日本から西日本に事業エリアを拡大中で、現在21 都府県で事業展開。2003 年頃から約6 年続いた悪質リフォーム業者の社会問題化の影響を受け、多くの業者が破綻、事業縮小に追い込まれる中、当社は1979 年から各地のJA(農協)との提携を進め堅実経営を行ってきたことにより、この厳しい時期を乗り切り、11/3 期から業界トップに。売上総利益率が高く、財務内容も良好。労働集約型産業で業容拡大には人員増が重要。

20/3 期1Q の売上高はスロースタートとなった
19/3 期業績は売上高145 億円(前期比3.7%増)、営業利益22.8 億円(同7.2%増)。2Q(7-9 月)の猛暑、台風による営業効率低下などにより期初会社予想には届かなかったが、営業プロセス改革による営業現場の混乱の収束を主因に着実な増収増益となった。
20/3 期会社業績予想は売上高154 億円(前期比6.4%増)、営業利益26.1 億円(同14.4%増)と意欲的。しかし、月次開示による1Q(4-6月)の売上高は白蟻の群飛の時期と広告宣伝の大量投入時期にミスマッチが生じたことを主因に42.9 億円(前年同期比0.2%増)にとどまった。これを考慮しIFIS 予想は前回予想からさらに下方修正した。

22/3 期までに3 店の支店開設を目指す
支店開設は2015 年4 月の奈良支店を最後に4 年余り途絶えており、当社の基本戦略の一つである西日本への営業エリア拡大は足踏み状態。支店開設は農協又は生協との提携を大前提としてきたが、近畿は地場業者と農協との関係が強く、農協との提携が難航している。
このため農協等との提携を伴わない単独の支店開設や、木造家屋の所有者とのパイプを有する戸建業者などのM&A といった新たな手法を模索し、22/3 期までの3 年間で3 店の支店開設を目指す方針。

 

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