マックハウス<7603>今期1Qは2%減収、営業損益は1.1億円の赤字

2019/07/26

今期1Qは2%減収、営業損益は1.1億円の赤字
リサーチノート
(株)QUICK 佐久間 聰

今期1Q は、退店および既存店売上高の減少で減収、滞留在庫処分で売上総利益率悪化
今20/2期1Q(19 年 3~5 月) の単独業績は、売上高が前年同期比 2%減 の 69.7 億円、営業損益 が 1.1 億円の赤字(前年同期は 58 百万円の赤字)だった。
売り上げ面では、今期1Q 末の店舗数が赤字店舗の閉鎖により 390 店舗と前期 1Q 末の 413 店舗から減少したこと、また、既存店売上高が前年同期比 1.5 減だったことも響いた。既存店客数は 同 4.2 増と伸びたものの、既存店客単価が 同 5.5 減だった 。既存店客数は創業 30 周年感謝祭など販促施策が奏功、前年同期の客数が落ち込んだ反動も相まって増加に転じた(前期 1 Q の既存店客数は同 4.2 %減)。一方、既存店客単価は滞留在庫の処分などに伴う値引き販売が響いた。 商品別売上高をみると、メンズは、トップスが同 1.8 %減、ボトムスが同 2.2 %減 だったが 、レディース は 、トップスが同 4.4 %増、ボトムスが同 1.4増 とプラス 。キッズは同 9.8 %減、その他(インナー・レッグウェア、ビジカジ、雑貨などは同 5.3 %減だった。全体では減収だが、レディースではナショナルブランドのカットソーやワイドパンツ、ガウチョパンツなどの非デニムの販売が堅調。
損益面では、 値引き販売の影響が大きく、今期 1Q の売上総利益率は 49.0 %と前年同期の 53.0 %から低下した。減収の影響もあり、売上総利益は減少した 。このため、販売費を削減したが、営業損益は赤字となった。なお、純損益は、不採算店舗に係る減損損失もあり、 2.8 億円の赤字(前年同期は 2.0 億円の赤字)だった。
QUICK 企業価値研究所では 、今期 1Q の売上高の減収幅は想定ほど大きくなかったと考えている。既存店客数が想定以上に増え、既存店売上高の落ち込みが小さかったためだ。なお、今 20/2 期上期の既存店売上高については前年同期比4.3%減を想定している。一方 、損益面では、滞留在庫の処分による値引き販売の影響は大きく、売上総利益率は当研究所の想定よりも低かった(今期上期の売上総利益率は会社側と同じ49.4%を見込む)。とはいえ、赤字決算は想定線だった。

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