Cominix<3173>営業基盤強化が一段と進む、切削工具中心に業績は堅調

2019/07/17

営業基盤強化が一段と進む、切削工具中心に業績は堅調
ベーシックレポート
(株)アイフィスジャパン  高田 悟

超硬工具に特化した高度専門商社、商品力、提案営業が強み
売上の大半を占める切削工具が柱。製罐業界向け中心の耐磨工具が利益面で続く。切削工具は工作機械に装着され、超高精度の金属加工を実現する超硬工具で最適な工具選びが加工速度や精度に大きく影響する重要な部材である。当社は主要かつ多彩なメーカーの商材に加え、国内に類似品のない海外商材を自社ブランドとして販売する。圧倒的な品揃えをベースにユーザーの生産性の向上、製造原価低減に寄与する提案営業を最大の強みとする。更には即納体制の構築、直販・卸売の2部門体制によるシナジー、国内外営業基盤強化などにより厳しい市場環境下で成長を図っている。

19/3期は大幅増益、20/3期も切削工具牽引により増益を計画
19/3期は社名を大阪工機(株)から(株)Cominixへ変更。新商号のもと全ての事業セグメントが増収増益となり、前期比34.5%営業増益で着地した。主力の切削工具事業が主力商材及び当社オリジナル製品の販売好調、直販部門でのテクニカルセンター活用による技術営業体制強化などにより大幅増益となったことが全体の増益を牽引した。20/3期は19/3期比6.0%営業増益を計画。名古屋ロジスティクスセンター稼働や営業所新設による展開力強化や新商材拡充、新規顧客開拓などにより柱の切削工具の好調持続を見込み増益を計画。ただし、新基幹システム稼働など成長費用増から利益の伸びは鈍化を想定する。

名古屋物流センターや新基幹システムが稼働、新商材も拡充
16年秋に東大阪にテクニカルセンターを開設しその活用が順調に進む。18年7月には名古屋に国内3カ所目となるロジスティクスセンターが稼働を開始し、10月には三重に営業拠点を開設するなど中部圏深耕開拓の準備も進む。更には、価格の割に性能のよい韓国YG-1製品取扱い開始など新商材拡充にも余念がない。足下で一段の営業基盤の強化が着実に進んでいることに加え、新基幹システムの稼働により業務効率化が進むことなどを踏まえると好業績の持続が見込まれる。

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