クレスコ<4674>引き合いは好調、20/3期は10期連続の営業増益を計画

2019/07/08

引き合いは好調、20/3期は10期連続の営業増益を計画
ベーシックレポート
(株)アイフィスジャパン   高田 悟

IT業界の「匠」、技術、品質への評価は高く顧客基盤は強固
1988年創業の独立系IT企業。他社の追随を許さぬ技術の蓄積から、ITを支える基盤構築、製品に組込むソフトウェアの開発に強い。アプリケーション開発技術、IT基盤システム構築技術、組込み技術の3つのコア技術と先端技術の組み合わせで、顧客のビジネスニーズを満たし、ITの進化、ITプラットフォームの変化とともに着実に成長。「技術」と「品質」にこだわる「匠」の精神で顧客の信頼に応え顧客基盤は強固。加えて、品質、収益管理の徹底が相まって、9期連続で増収、営業増益を達成、営業利益率は9%台を確保し収益力も高める。

19/3期は上期に出遅れ微増益、20/3期は確り増益を見込む
19/3期はソフトウェア開発事業で金融の大型案件が剥落の中、期初に不採算プロジェクト発生が重なり、上期(4-9 月)に出遅れた。しかし、下期(10-3月)のリカバリー策への注力に加え、組込み型ソフトウェア開発事業がカーエレクロニクスやデジタル情報家電向け好調、受注単価見直しや生産性改善などにより大幅増収、2桁増益となったことから営業利益は前期比3.7%増となり微増益とはいえ増益を確保。20/3期は19/3期比6.0%営業増益を計画。19/3期末の受注残高は前年比29.2%増と顧客の引き合いは旺盛だ。同7.5%増収を見込み、開発陣容強化や基幹システム刷新で費用が嵩むが、確り増益確保を見込む。

デジタル変革への対応への期待は高く、成長余地は大きい
デジタル技術を用いたビジネス変革が業種を問わず重要な課題となり、ITが担う役割が一段と大きくなる中、企業のIT投資意欲は旺盛である。幅広い技術領域を有する当社はこうしたトレンドを取り込めるポジションにある。また、「デジタル革命」という変化を見据え先端技術の取り込みにも余念がない。更には、「デジタル変革」のパートナーとしての顧客の期待も高いため、好調な引き合いを背景に、開発人員確保などの課題を克服しつつ、中期的成長余地は大きいと考える。

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