ゲームカード・ジョイコホールディングス<6249>加盟店減続く見込み、 旧基準機撤去で閉店・廃業加速も

2019/06/27

加盟店減続く見込み、旧基準機撤去で閉店・廃業加速も

アップデートレポート
(株)QUICK 永田 和子

今期は 研究開発費 増もあり営業 5 割減益となる見込み
規則改正などにより事業環境が厳しさを増すなか、ホールは1 万店割れ目前まで減少。つれて、同社の加盟店減にも歯止めがかからず、 19/3期連結営業利益は前期比 33 %減に終わった(研究開発費増も減益要因)。今期は下期に高射幸パチスロ 主要 2 機の撤去、来期はパチンコ・パチスロ旧基準機の完全撤去(21 年 1 月まで)に伴う入れ替え投資が必要なため、ホールに周辺設備への投資余力はないと考えられる。中小業者が撤去を機に閉店・廃業を加速することも予想され、加盟店減が続く見通し。今期は依存症対策に資すると評される管理遊技機(後述関連の開発が山場を迎え、研究開発費が膨らむこともあり、QUICK 企業価値研究所は連結営業利益を同 48 %減の 12.5 億円と予想。保守的な会社計画9.0 億円)は上回るものの、大幅減益は避けられない見通し。

来期は管理遊技機専用ユニットを織り込み増益を予想
管理遊技機は遊技球を盤面内部で循環させる封入式構造を持つ次世代パチンコ(パチスロ版がメダルレス遊技機)。これらの市場投入がいよいよ現実味を帯びてきた(旧基準機完全撤去に伴う入れ替え需要が商機に)ことを鑑み、当研究所は来期の業績予想に管理遊技機専用ユニットを織り込んだ。管理遊技機関連の開発一服に伴い研究開発費縮小を見込んだこともあり、連結営業利益は前期比 4 %増の 13.0 億円と、 3 期ぶりの増益を予想。ただし、管理遊技機の発売が遅れ、専用ユニットによる上乗せがなければ、利益水準の続落は避けられない見通し。
管理遊技機の普及が一気に進むとは考えていないため、来期予想に織り込んだ専用ユニットは僅少。早期対応が予想されるメダルレス遊技機専用ユニットも来期予想には織り込んでいない。だが、中長期でみれば、専用ユニットを供給する管理遊技機、メダルレス遊技機の成否が同社成長の鍵を握るとみており、引き続きその動向に注目したい。

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