ケアサービス<2425>介護事業とエンゼルケア事業の拡大続く見通し

2019/06/20

介護事業とエンゼルケア事業の拡大続く見通し

ベーシックレポート
(株)QUICK 豊田 博幸

介護サービスを中心に徐々に業容を拡大
ケアサービスの代表的なサービスを挙げると、居宅介護支援、デイサービス、訪問入浴、訪問介護、訪問看護、クリーンサービス、エンゼルケアなど。介護における始まりから終わりまでを手がけている。顧客からの信頼が高まり、要請を基にサービスを拡充。徐々に業容を拡大してきた。顧客サービスの拡充や、従業員の待遇改善など事業基盤の整備を優先して進めてきたため、同社の売上高営業利益率は同業他社と比べ、決して高い水準ではない 。ただ、安全性を測る指標の1つである自己資本比率をみると、同業の中では上位に位置する。

19/3期通期は 3%増収、4%営業減益
19/3期通期の連結業績は、売上高が前期比 3.4%増の 89億 6百万円、営業利益が同 4.1%減の 2億 25百万円。主な事業別にみると、主力の介護事業がデイサービスの基本報酬引き下げなどがあったものの、訪問入浴サービスの事業譲受などが貢献し同 2.8%増収の 63億 21百万円、ドミナント化進展による効率性向上などから同 0.9%営業減益の 6億 86百万円となった。エンゼルケア事業は獲得件数の増加により同 4.5%増収の 19億 94百万円、同 4.1%営業増益の 4億 38百万円。

20/3 期、21/3 期は増収増益を予想
QUICK企業価値研究所による 20/3期の連結業績予想は、売上高が 91億 50百万円 前期比 3%増 、営業利益は 2億 70百万円 同20%増とする。全体の増収に加え、ドミナント化進展による介護事業の収益性改善や、高採算のエンゼルケア事業の拡大効果で吸収するとみている。
続く21/3期の連結業績予想は、売上高が前期比 7%増の 98億円、営業利益が同 26%増の 3億 40百万円とする。主力の介護事業の堅調な拡大に加え、エンゼルケア事業の伸長により増収を確保。利益面ではドミナント化進展による効率性向上や、高採算のエンゼルケア事業の貢献などが見込まれる。人員や拠点増加による費用増を吸収し、売上高営業利益率も改善が続くとみている。

 

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