アサンテ<6073>堅調な業績を背景に増配を継続予定

2019/05/14

堅調な業績を背景に増配を継続予定
アップデートレポート
(株)アイフィスジャパン  堀部  吉胤

19/3期業績は会社予想を若干未達
19/3期決算は、売上高145.0億円(前期比3.7%増)、営業利益22.8億円(同7.2%増)と小幅増収増益。人員数は厳しい採用環境の継続を受け、大幅に計画未達となったが、技術職から営業職への人員シフトや会社認知度の向上などにより従業員1人当り売上高が改善した。
期初会社予想に対しては、売上高で0.8億円、営業利益で1.0億円、それぞれ下回った。売上高は猛暑の影響による7~8月のマイナスを下期にかなり挽回したもののやや届かなかった。1人当り売上高が想定以上に改善したことなどによるインセンティブ報酬の増加などから人件費が前期比2.68億円増加したことを主因に営業利益の未達がやや大きくなった。19/3期も新規出店はなく、成長戦略の柱の一つである営業エリアの拡大は停滞している。

20/3期も着実な増収増益が見込めよう
20/3期会社業績予想は、売上高154.3億円(前期比6.4%増)、営業利益26.1億円(同14.4%増)。18/3期決算発表後に公表された3ヶ年の中期経営計画がそのまま踏襲されている。10月に予定されている消費増税の影響は駆け込み需要と反動が相殺されニュートラルとの想定。19/3期業績が計画未達になった結果、会社予想はやや過大な感があるが、着実な増収増益は可能だろう。増益を背景に1株当り配当金は6円増配の60円の計画で、上場以来の連続増配を継続する予定。
農協との提携を前提にした西日本への新規出店は難航しているため、営業エリア拡大策として木造戸建住宅の所有者とのパイプを持つ戸建業者などのM&Aを模索しているとみられ、実現に注目したい。

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