マックハウス<7603>業績不振で経営体制を刷新。戦略見直しへ

2019/05/13

業績不振で経営体制を刷新。戦略見直しへ
ベーシックレポート
(株)QUICK 佐久間聰

ジーンズ中心からファミリーカジュアルショップへ転換図る
カジュアル衣料専門店「マックハウス」などを運営。しかし、ファストファッションが販売する低価格ジーンズに顧客を奪われる状況が続いており、業績は不振。このため、会社側はジーンズ中心からファミリーカジュアルショップへの転換を図っている。だが、衣料品市場は縮小基調で経営環境は厳しさを増している。

前19/2期は減収、大幅な営業赤字。代表取締役社長を交代
前19/2期の単独業績は、売上高が前期比9%減収、営業損益は12.4億円の赤字(18/2期は2.2億円の黒字)だった。収入面では、店舗数の減少に加え、既存店売上高が不振。既存店売上高の落ち込みは、暖冬の影響だけでなく、顧客ニーズに合った商品の展開が不足したこと等も要因。収益性の低下した店舗に係る減損損失、退店に伴う固定資産除却損等を特別損失に計上。繰延税金資産を全額取り崩したことによる税金費用の負担増から、純損益も大幅な赤字。
業績悪化を受けて代表取締役社長を交代するなど経営体制を刷新。これまで進めてきた大型店舗の出店を取り止めるほか、低価格商品に偏り過ぎないようにすることや商品を絞り込む方針を示した。

今20/2期も店舗減少で減収となり、営業赤字が続く見通し
会社側は、今20/2期の単独業績について、売上高は前期比4%減、営業損益は8.6億円の赤字を予想。売り上げ面では店舗数の減少により減収へ。損益面では、前期に在庫処分を実施し商品評価損を計上した反動もあり売上総利益率の改善を見込むが、減収の影響を補えず、営業損益は赤字となる見通し。減損損失等の計上も見込んでいる。
QUICK企業価値研究所では、会社側の予想を妥当と考え、今20/2期の単独業績予想について会社側の予想と同額を見込む。続く21/2期は、店舗数減で減収も売上総利益率の改善、販管費減で黒字転換を予想。

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