クレスコ<4674>期初の出遅れの挽回が着実に進む、3Qは 2桁営業増益

2019/03/28

期初の出遅れの挽回が着実に進む、3Qは 2桁営業増益
アップデートレポ ー ト
(株)ア イ フ ィ ス ジ ャ パ ン   高田 悟

3Q累計はソフトウェア開発が減益も組込型好調から微増益
19/3期 3Q累計(4-12月)はソフトウェア開発事業が前年同期比 3.7%増収となった。主力の金融分野がメガバンクの大型案件一巡の影響から減収となったが、旅行業及び人材サービス向けの案件増加などでカバーした。一方、組込型ソフトウェア開発事業は同 16.7%増収となった。受注の端境期となった前年からカーエレクトロニクス分野の受注が回復し、情報家電等の受注が好調に推移したことから大幅増収となった。利益面は主力のソフトウェア開発事業が金融分野での受注減、1Q(4-6月)の単体及び子会社の一部での不採算案件発生影響などから減益となった。しかし、組込型ソフトウェア開発事業が受注単価見直しや生産性改善の取組み、開発体制の強化などが奏功し大幅増益となり連結全体の営業利益は同 0.8 %増と微増益とはいえ増益を確保した。

19/3期は増益計画達成を見込み、20/3期は増収増益を予想
19/3 期は 1Q が不採算発生などから前年同期比 21.0 %営業減益となり期初に躓く。しかし、挽回策実施などにより 2Q(7-9月)が同7.0%営業増益、3Q(10-12月) が同 10.0%営業増益となった。不採算対応の収束に加え、新子会社の寄与もあり2Q 、3Qは受注高も前年同期を大きく上回り回復。3Q累計の通期計画遂行には若干遅れがある印象も、足下の改善状況から期初に想定した 19/3 期通期増益計画の達成は可能と見る。20/3期は期初の順調な発進、ソフトウェア開発での金融分野底打ち、組込型ソフトウェア開発の好調持続などにより増収を見込み、品質管理徹底、適切なリソースシフトやオフショア活用など人材難への柔軟な対応などにより 19/3期に続き増益確保を筆者は想定する。

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