ティー・ワイ・オー(4358・JASDAQ スタンダード)

2012/07/20

本業回帰が奏功し、業績は回復傾向が続こう
アップデートレポート
㈱ティー・アイ・ダヴリュ 藤根 靖晃・成川 寛

2012年7月期第3四半期に通期業績上方修正及び復配を発表
同社はTV-CM制作業界2位の大手制作会社。近年は積極的なM&Aで規模拡大を図っていたが、赤字事業、不採算部門による収益低迷、財務悪化を受け、現在は本業のTV-CM事業とマーケティング・コミュニケーション事業に注力。海外連結会社を連結解除したことによる特別損失、また11年8月のシンジケートローン締結に伴う手数料の発生など一時費用があったものの、広告制作業界が好調に推移したことに加え、マーケティング・コミュニケーション事業の収益力向上(大型案件受注・不採算部門の撤退)を背景に、業績拡大途上にある。今2012 年7 月期は、通期業績を売上高240億円(前期比6%増)、営業利益で14.5 億円(同19.5%増)、経常利益10.5億円(同 15.8%増)、当期純利益8.5億円(同23.5%増)と営業利益は2008年7月期の18億円に次ぐ見込みである。なお、第3四半期までに繰延税金資産の回収可能性がある事から、法人税等調整額が2.0億円発生する等の当期純利益のプラス要因がある。4期ぶりに2円の復配も行う。

2013年7月期も着実な増収増益見通し
来2013年7月期は、従来どおり大手広告代理店向けのTV-CM事業が好調に推移すると予想される一方、同社は引き続きマーケティング・コミュニケーション事業で更なる新規顧客の獲得および大型案件の受注に注力し、売上規模の拡大や採算性の向上を進める方針。 TIWでは、TV-CM事業における安定事業とマーケティング・コミュニケーション事業の成長性に期待し、来2013 年3月期は前期比4.2%増の増収、同10.3%営業増益を見込む。

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