北の達人コーポレーション<2930>広告宣伝の効率低下を踏まえ、営業利益予想を引き下げ

2019/03/18

広告宣伝の効率低下を踏まえ、営業利益予想を引き下げ

アップデートレポート
(株)QUICK 原田 大輔

3Qは前四半期比で減収 。自社広告システムの不具合が影響
19/2期3Q累計の単独業績は、売上高が前年同期比 61%増の5,958百万円、営業利益が同 67%増の 1,462百万円。広告宣伝を担う集客部門の体制を強化したことなどが奏功。新規顧客の獲得が進み大幅増収だった。利益面では、相対的に採算の低い新商品の伸長で売上総利益率が低下、広告宣伝や体制強化などにより販売管理費も増加したが、売り上げの伸びで吸収し、大幅営業増益となった 。一方で、3Qの四半期売上高は前四半期比で減収。自社広告システムの運用上の不具合に伴い、広告宣伝を担う集客部門の業務が混乱し、積極的な広告宣伝を展開できなかったうえ、効果的な広告宣伝も行えなかったことなどが影響した。

広告宣伝の効率改善には、戦略の転換が必要に
QUICK 企業価値研究所では、18年12月に修正した19/2期通期の単独業績予想を再度修正。売上高予想は8,200百万円(前期比 55%増)を据え置くが、営業利益予想は 2,400百万円→ 2,000百万円(同 42%増)に引き下げる。会社側が足元で 新規顧客の 獲得に向けた広告宣伝を積極化している一方で、広告宣伝による顧客獲得の効率が低下していることを織り込んだ。 同様に20/2期通期予想も修正。売上高予想は11,000百万円(同 34%増)を据え置くが、営業利益予想は4,000百万円 2,800百万円(同 40%増)へ引き下げ 。積極的な広告宣伝が続く一方で、顧客獲得の効率は以前と比べ低水準にとどまると想定。広告宣伝の効率改善には、一部商品に広告宣伝を集中する戦略からの転換が必要と考える。

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