エイジア<2352>マーケティングオートメーション新製品で案件獲得

2019/03/06

マーケティングオートメーション新製品で案件獲得

リサーチノート
(株)QUICK 前田  俊明

3Q 累計は14%増収、11%営業増益。主力のアプリケーション事業が復調
19/3 期3Q 累計の連結業績は売上高が前年同期比14%増の12.3 億円、営業利益は同11%増の2.5 億円。1Q に実施した営業体制の変更などの施策が奏功し、主力のアプリケーション事業が復調した。アプリケーション事業の1Q は前年同期に大規模案件があったほか、前期末に解約があり同1%減収と苦戦。ここから上期は同4%増収、3Q 累計は同8%増収と挽回しつつある。QUICK 企業価値研究所は通期で前期比12%増収を見込んでおり、4Q に相応の増収が必要だが、期末までに収益計上が見込まれる案件が複数あるようで届くとみている。懸念は納品時期の翌期へのずれ込み。同社製品は他社製品に組み込んで利用されることがあり、顧客側の開発の進捗次第で同社製品の提供時期が遅れることがある。納品時期が翌期にずれ込むと業績の下振れ要因となるが、当研究所では期ずれは発生しないと想定する。
3Q 累計のコンサルティング事業は前年同期比15%増収。メールコンテンツ企画・制作を主としたコンサルティングサービスが同9%増収と堅調に推移するとともに、Web 制作を主としたデザインサービスが同22%増収と好調だった。当研究所は順調な進捗と捉えており、通期で前期比12%増収を見込む。同社は18年9 月にベビー服EC サイトを事業買収し、2Q から新たにEC 事業を加えた。事業買収に伴う財務デューデリジェンス費用などから、3Q 累計のEC 事業は営業赤字だが当研究所は想定の範囲内と考える。各事業の進捗を踏まえ、通期の連結業績は売上高17.9 億円(前期比18%増)、営業利益4.2 億円(同21%増)の従来予想を据え置く。

マーケティングオートメーション新製品は来期からの収益貢献に期待
製品開発では、注力製品と位置付け開発を進めてきたマーケティングオートメーション「WEBCAS Auto Relations」の次期バージョン(Ver3)の開発が完了し、販売を開始した。既に複数の案件を獲得しており、今後は顧客の要望を取り入れながら機能改善を施していく。並行して次期バージョンへ向けた企画検討に着手しており、4Q から具体的な設計開発フェーズに入る予定。専任の開発責任者を置き、開発体制を強化している。当研究所は「WEBCAS Auto Relations」について、19/3 期への収益貢献は限定的と想定し、20/3期からの収益貢献に期待している。

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