ハイアス・アンド・カンパニー<6192> 18 年 4 月期上期の売上総利益はほぼ計画通りで、通期計画も据え置き

2018/02/13

住関連産業に特化したソリューションを BtoBtoC 型のビジネスモデルで提供
18 年 4 月期上期の売上総利益はほぼ計画通りで、通期計画も据え置き

業種:サービス業
アナリスト:藤野敬太

◆ 会社概要
・ハイアス・アンド・カンパニー(以下、同社)は、住関連産業に特化したソリ ューションをパッケージ商材として提供する。最終消費者に直接の接点 を持つ中小事業者(工務店や不動産業者等)に提供するという BtoBtoC 型のビジネスモデルが特徴である。

◆ 18年 4月期上期決算
・18/4 期第2 四半期累計期間(以下、上期)決算は、売上高2,216百万円 (前年同期比 14.6%増)、営業利益 146 百万円(同 24.7%増)で、会社計 画に対する達成率は、売上高が 96.3%、営業利益が 104.3%だった。
・利益率が異なる商材が多数存在するため、経営管理上、同社は売上高 以上に売上総利益を重視している。18/4 期上期の売上総利益の達成率 は 99.7%であり、売上高こそ未達だったもの、ほぼ会社計画の範囲内で の推移だったと同社は認識している。

◆ 18年 4月期業績予想
・18/4 期業績について、同社は売上高 4,984 百万円(前期比 25.5%増)、 営業利益 372 百万円(同 23.8%増)を据え置いた。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、売上高5,004百万円(同 26.0%増)、売上総利益 2,883 百万円(同 24.1%増)、営業利益 407 百万 円(同 35.2%増)という 18/4 期の業績予想を据え置いた。引き続き、注力 するパッケージの「R+house」の伸びが牽引し、費用の増加を吸収するも のと予想した。

◆ 今後の注目点
・当センターでは、19/4 期以降も、売上高、売上総利益とも、年 20%台の 増加が続き、20/4 期には売上高営業利益率が 9.6%まで上昇すると予想 している。注目点は、主力パッケージ「R+house」の成長持続性と、新しく 投入される商材の会員数や 1 会員当たりの商材導入数の増加への貢献 度合いである。

>>続きはこちら(1.48 MB)

一般社団法人 証券リサーチセンター
ホリスティック企業レポート   一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。

このページのトップへ