ソフトテックス(550A)ソフトウェア開発サービスの27年3月期売上高は11.6%増を計画

2026/06/05

26年3月期決算はほぼ計画どおりの着地
ソフトウェア開発サービスの27年3月期売上高は11.6%増を計画

業種:情報・通信業
アナリスト:髙木伸行

◆ 独立系システム開発会社
ソフトテックス(以下、同社)は独立系のシステム開発会社として、「ソフトウェア開発サービス」及び「医療ITサービス」を提供している。ソフトウェア開発サービスは26/3期売上高の73.0%、医療ITサービスは同23.0%を占めた(図表1)。また、継続(支援・保守)サービスを中心としたストック型売上高が全社売上高の56.3%、フロー型の一括請負開発は43.7%を占めた。販売先の内訳はシステムインテグレーター向けが40.0%、最終顧客との直接取引が60.0%であった。

決算説明資料に記載されているソフトウェア開発サービスの事業区分は、新規上場時の届出目論見書の区分と異なっている。

モダナイズソリューションはモダナイソリューション部へ、防災ソリューションは防災ソリューション部と首都圏業務ソリューション部の各部へ、物流ソリューションはクラウドソリューション部、モビリティソリューション部、首都圏業務ソリューション部の各部へ、メディアソリューションは首都圏業務ソリューション部へ、クラウドソリューションはクラウドソリューション部へと組み換えられている(図表2)。また、技術者支援は該当する各部に振り替えられている。

◆ ソフトウェア開発サービス
特定の資本系列に属さない独立系IT企業であることから、業種・業界や企業規模を限定せず、多様な顧客企業と取引している。また、独立系という強みを活かして、特定の製品販売や自社パッケージの拡販を前提とせず、顧客業務の実態に即したシステム開発及び保守を行っている。

ソフトウェア開発サービスでは、図表1に示された各部が、ソリューションを提供しているが、システムの提案から開発、運用、保守に至るまでの「一括請負開発」と専門的な技術を提供する「技術者支援」を行っている。一括請負開発(フロー型)は26/3期のソフトウェア開発サービス売上高の39%、継続サービス(ストック型)である技術者支援は61%を占めた。

取引については最終顧客との直接取引とシステムインテグレーター経由のものがある。システムインテグレーターのなかでは、JBCCホールディングス(9889 東証プライム)傘下のJBCCとトヨタ自動車(7203 東証プライム)傘下のIT中核企業であるトヨタシステムズへの売上依存度が高い。JBCC向けはモダナイソリューション案件が多く、トヨタシステムズ向けは生産管理の基幹系システムの運用・保守業務などを行っている。また、防災システムについては日清紡ホールディングス(3105 東証プライム)の完全子会社である日本無線からの受注が多い。

◆ 医療ITサービス
同社は医療機関に対して「日医標準レセプトソフト(以下、ORCA)」の導入・サポート及び関連システムの開発を行っており、ORCAREというサービス名で提供している。また、リモートメンテナンス、帳票カスタマイズ、連携システムや接続プログラム等、システム開発会社としての強みを活かして各種サービスを提供している。

札幌、東京、名古屋の3拠点から全国をカバーしており、26/3期末のサポート件数は1,736件(25/3期末1,584件)に達している。

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一般社団法人 証券リサーチセンター
ホリスティック企業レポート   一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。

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