日本プライムリアルティ投資法人(8955)の第38期決算は高稼働の継続と外部成長の寄与により14期連続増配を達成 今後は、新型コロナウイルスの影響による内部成長の減速を補うべく継続的な外部成長に注力

2021/04/09



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説明会開催日:2021年2月17日
代表取締役社長 城﨑 好浩氏

◎決算ハイライト
・営業収益は171.2億円(前期比+4.7%)、営業利益は85.3億円(+6.5%)
・1口当たりの分配金及びNAVは増加を継続
・1口当たり分配金は、7,750円 (前期比+155円)
・2020年12月期は高稼働が継続するとともに外部成長も寄与し14期連続増配を達成
・新型コロナウイルスの影響によりリーシングが遅延
・今後の稼働低下に伴う内部成長の減速を補うべく継続的な外部成長に注力
・売却益は原則として全額を内部留保し、分配金の安定化に活用
<業績予想>
・2021年6月期(第39期)予想:営業収益は172.5億円、営業利益は87.1億円を予想
・1口当たり分配金は7,550円(前期比-2.6%)を予想
・2021年12月期(第40期)予想:営業収益は164.3億円、営業利益は78.4億円を予想
・1口当たり分配金は7,550円(前期比同水準)を予想
▽新型コロナウイルスによる影響
・緊急事態宣言に伴うテナント支援等の影響は限定的だが、リーシングの遅延とダウンタイムの拡大が発生
<成長戦略>
1.内部成長の継続
・オフィス賃貸マーケットの減速により、内部成長は減速
・賃料水準の維持・向上を着実に推進
2.低LTVを活かした外部成長
・スポンサーパイプラインを活用した物件取得に注力
・戦略的な資産入替を実施
3.コストの適正化
<分配金安定化戦略>
・一時的に想定以上分配金が低下する場合の対策として内部留保を活用
<中期目標>
・中期目標7,800円を維持
・早期リーシングと外部成長により中期目標の早期達成を目指す

 

◎運用状況と成長戦略
▽内部成長戦略
・2020年12月期は99%を超える稼働が継続
・2021年6月期はリーシング遅延のため稼働率はやや低下するが、98%の稼働を維持できる見通し
・2020年12月期の月額賃料は大口テナントの減額により減少となったものの賃料増額基調は継続
・商業施設は、100%稼働を継続
・新型コロナウイルスの影響を受けやすい飲食店舗の割合は3%程度と限定的
▽外部成長戦略
・2020年12月期は資産入替で大手町フィナンシャルシティを取得
・スポンサーパイプラインを活用し継続的な外部成長を目指す
▽財務戦略
・返済期限の長期化・平準化や保守的なLTVコントロールにより強固な財務基盤を構築
▽サスティナビリティ
・マテリアリティの策定などESG活動を積極的に推進
・GRESBリアルエステイト評価5Star獲得など環境認証も積極的に取得

 


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