阪急阪神リート投資法人(8977)の第31期決算は、戦略的な資産入替の継続実施、ポートフォリオの質の向上と分配金の安定化実現

2021/02/08



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説明会開催日:2021年1月22日
執行役員 白木 義章氏

 

◎決算ハイライト
・営業収益は59.5億円(予想比-0.16億円)、営業利益は25.0億円(+0.59億円)
・1口当たり分配金は、3,039円 (予想比+89円)
・戦略的な資産入替の継続実施
・ポートフォリオの質の向上と分配金の安定化実現
・汐留、上六における早期のリースアップ実現
・オフィステナントの賃料増額による分配金寄与
・初のグリーンボンドの発行、低金利での長期固定化と調達手段多様化実現
・海外含む機関投資主の拡大
・GRESB評価 3 Star 及び Green Star 取得
・健康経営、働き方改革、IT基盤整備の推進
・運用報酬体系の見直し
▽業績予想
・第32期の営業収益は58.0億円(前期比-1.4億円)、営業利益は23.8億円(-1.2億円)を予想
・1口当たり分配金は、2,960円 (前期比-49円)を予想
・第33期の営業収益は58.8億円(前期比-0.8億円)、営業利益は24.0億円(-0.2億円)を予想
・1口当たり分配金は、2,980円 (前期比+20円)を予想

 

◎現状認識と今後の方針(コロナ影響)
<分配金への影響について>
・ポートフォリオの7割以上を占める地域密着型商業、オフィスへの影響は限定的
・コロナ影響による減収は営業収益全体の2~3%程度
・テナントへのきめ細かな対応の結果、第31期のコロナ影響は当初想定より縮小
・7月から8月にかけての第2波、11月からの第3波到来により、減賃対応が拡大し、第32期のコロナ影響は前回予想よりも増大

 

◎現状認識と今後の方針(今後の成長戦略)
▽postコロナ期に向けた基本方針
・コロナ影響を受けても投資、運用、財務、サステナビリティに係る基本方針は堅持
・一方、コロナの影響を受けてアセットタイプ毎に環境の変化が発生
・postコロナ期における新しい生活様式に対応した成長戦略を検討

 

◎資産入替のねらい
1.ポートフォリオの質の向上
・東京都心のオフィスビルの取得【芝浦ルネサイトタワー(共有持分10%相当)】
・スポンサーより安定性の高い都市型商業施設【nanohana戎橋店(敷地)】と地域密着型商業施設【万代下新庄店】を取得
2.将来リスクへの対応
・ポートフォリオの体質強化【コーナン広島中野東店(敷地)】
・内部留保の蓄積【ホテルグレイスリー田町】
3.分配金の安定化と持続的伸長
・分割譲渡(田町)による分配金の平準化
・資産入替を反映した修繕費及び資本的支出の平準化
・柔軟な財務戦略による借入コスト抑制

 


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