アルトナー(2163)の通期決算は、ソフトウェア技術者の要請が高まる中、稼働人員、技術者単価ともに前年同期を上回り5期連続の増収増益に

2019/04/03



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説明会開催日:2019年3月27日
代表取締役社長 関口 相三氏

◎決算概要
・売上は前期比9.8%増の63.3億円、営業利益は15.3%増の7.8億円と5期連続で増収増益
・経常利益15%増、当期純利益12.5%増。営業利益率12.4%
・自動車関連を中心とする輸送用機器分野において、運転支援技術を備えた先進安全自動車のプロジェクト等が活発化し、ソフトウェア技術者の要請が高まる
・情報通信分野、また、自動化技術の開発が活発な生産機械分野においても、技術者要請が高まる
・稼働人員が前年同期を上回る(技術者数が前年同期を上回る。稼働率が高水準で推移。2018年4月入社の新卒技術者が当初の予定より前倒しで配属。)
・技術者単価が前年同期を上回る(新卒技術者の質が向上し初配属単価が上昇。)
・積極的な営業展開により、受注プロジェクト数が増加
▽利益率向上の2つのポイント
【売上総利益率の向上】
技術者の労務費の圧縮はできないため、1人当たりの技術者単価の上昇が必要
【営業利益率の向上】
技術者の増員に伴う間接部門の増員を管理効率の向上により抑え、販管費率の上昇を抑える

 

◎中期経営計画(’19年1月期~’21年1月期)
▽基本方針
『 持続的成長および次世代成長のための基盤を構築する 』
『 Make Value ! For the Next 2018-2020 』
▽基本施策
1.セグメント戦略の推進
・セグメント別戦略の構築(採用‐教育-配属-制度)
・セグメント別マーケットへの対応の確立
2.多種多様な人材活用の推進
・シニア・女性・外国人労働者(留学生)の人材活用
・協力会社の活用・組織化(請負・受託体制の確立)
▽セグメント別マーケットへの対応
・顧客企業のニーズ、モノづくりの工程での多様化する業務領域に対応するため、3つにセグメント化した戦略を推進し、精度の高いマッチングを実現
▽経営数値目標〈2021年1月期(最終年度)業績目標〉
・売上高75億円
・営業利益率12.5%
・技術者数1,000人
・ROE20%以上
・配当性向30%以上
▽中期経営計画(’19年1月期〜’21年1月期)進捗状況総括
1.セグメント戦略の推進
・ハイバリュー(HV)、ワイドバリュー(WV)、プロダクトバリュー(PV) の3グループそれぞれの採用基準の設定により、採用機会が増加
・グループ別の教育・研修プログラムの実践
・顧客企業のニーズと技術者のスキルのセグメント化により、マッチング精度が高まる
・戦略的に東北や九州の顧客開拓を行い、売上伸長の成果
2.多種多様な⼈材活用の推進
・「請負・受託体制の確立」において、初年度の’19年1月期に、シニア、協力会社の活用がスタート
・中期経営計画において、受注プロジェクト数の増加が至上命題

 

◎第58期(’20年1月期)業績予想、配当予想
・売上は前期比8.1%増の68.4億円、営業利益は10.9%増の8.7億円、経常利益8.7億円、当期純利益6億円を予想
・先行きは、引き続き成長を見込むが、通商摩擦等の景気への影響を注視
・「従業員の待遇改善強化」「教育・研修施設のラーニングセンター増床運営」「請負・受託事業強化のための社内環境整備」の戦略投資を計画
・’19年1月期は普通配当(期末)8円(当初予想の7.5円より0.5円増配)。中間7.5円と合わせて、普通配当計15.5円。2018年7月東証⼀部上場にあたり記念配当2.5円。年間計18円
・’20年1月期は普通配当18円(中間9円、期末9円)を予定(普通配当において2.5円増配)
・株主・投資家の皆様に安定的な配当を実施することを経営の最重要課題と位置づけ

 


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