上場会見:ハウテレビジョン(7064)の音成社長、ユーザーを育む

2019/04/24

24日、ハウテレビジョン(7064)が東証マザーズに上場した。初値は付かず、公開価格の1210円の2.3倍となる2783円の買い気配で引けた。難関校の大学生の登録を背景に、外資系企業など入社難易度が高い企業の募集情報を掲載するプラットフォームの「外資就活ドットコム(外資就活)」を持ち、卒業生向けの「Liiga」では、人材エージェントや企業から、人材データベース利用料や成果報酬を回収し、スカウトする権利を販売する。音成洋介社長が東京証券取引所で上場会見を行った。

面接対策などに、動画コンテンツを取り入れることも手法の一つとしてあり得ると話す音成社長

面接対策などに、動画コンテンツを取り入れることも手法の一つとしてあり得ると話す音成社長

―初値が付かなかった
米国の景気や需給の問題、投資家の動向があるが、じっくり見ている状況で、我々としては正しい評価がされればいいと考えている。我々のサービスや売り上げは発展途上なので、今後しっかり成果を出していくことで株価に反映するように頑張っていきたい。

―事業の特徴は
三つあると考えている。一つは会員のうち難関大の学生が80%を占めている独自性。ハイクラス学生とハイクラス企業のマッチングの質・量ともに最大化を狙う外資就活ドットコムが持続的に成長している。次に、外資就活を卒業した若手社会人が登録するLiigaが投資回収の局面に入っている。2018年1月期から2019年1月期にかけて売上高は1.7倍に、経常利益は6.5倍になった。最後は拡張性で、人生100年時代を見据えたユーザーのキャリアアップ支援を展開していきたい。採用にとどまらず多様なサービス展開を考えている。

―事業の強みは
ユーザーストック型のビジネスモデルにある。ハイレベルなコンテンツと優良な企業情報でユーザーの信頼を獲得できており、ユーザーが他の学生に口コミで広げるサイクルが出来ている。口コミでなくとも検索キーワードでリーチできるようになっている。ユーザーが卒業した段階でLiigaに移行し、卒年別にユーザーが積み上がる。年々登録人数が増えており、累積会員は16万人で、Liigaへの移行ポテンシャルは十分ある。

ユーザーを育む意識で取り組んでおり、学びと出会い、実践を意識してサービスを展開している。「学び」は、記事の全文はこちら

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