リーガル不動産(3497)の平野社長、「その物件、その場所に最適なものを」
23日、リーガル不動産(3497)が東証マザーズに新規上場した。初値は公開価格の1360円を42.90%上回る1972円で、終値は1910円だった。仕入れて価値を高めた不動産や自社開発マンションを売却する不動産ソリューション事業や賃貸、コンサルティング、介護などを手掛ける。不動産関係者や士業と共同事業を行うリーガルパートナー制度と、デベロッパーには珍しい完全成果報酬制を採用する。平野哲司社長が東京証券取引所で上場会見を行った。

「不動産ビジネスにインテリジェンスを」と話す平野社長
―初値が公開価格を上回った
マザーズに上場できたことが最大の喜ばしい出来事。株価自体がどうであるかはマーケットに決めてもらうことでコメントするものではないが、少しでも株主に喜んでもらえることもあるだろうし、私自身今までよりも、もっとしっかりとビジネスを行い、業績を高めていきたいという気持ちになった。
―上場を明確に意識したのはいつ?
3年10ヵ月前だった。業界の先輩に勧められて、2015年の年明けに目指してみようかなと思った。その半年後に準備を始めた。自分のなかで永遠に潰れない会社を作るという目標があった。新しいマーケットを創造するために常にチャレンジする会社でありたい。現状維持を考えた時点で企業は衰退を始めると考えており、チャレンジを続けるために、ヒト・モノ・カネという経営資源をいかに調達するか考え、上場に至った。
―事業の特徴は
柱の一つはソリューション事業で、問題解決のプロセスを事業としている。不動産特有の問題に積極的に取り組み、解決するなかでその価値を高め、収益性を上げていく。マンションやビルだけでなく、・・・記事の全文はこちら

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