田中建設工業(1450)の釆澤社長、「重機を持たざる経営」

2018/12/18

18日、田中建設工業(1450)がジャスダックスタンダードに新規上場した。初値は公開価格の2400円を7.08%上回る2570円で、終値は2399円だった。建築構造物の解体工事に特化している。受注先はデベロッパーやゼネコン、再開発組合、官公庁など。釆澤和義社長が東京証券取引所で上場会見を行った。

工事の際には、近隣との関係を大事にしていると話す采澤社長

工事の際には、近隣との関係を大事にしていると話す采澤社長

―上場初日の感想は
嬉しいが、株主の期待に応える会社にするということで身が引き締まる思い。株主に満足してもらえるように経営努力をしていくことで業容拡大していかなければならないと気持ちを新たにした。

―上場の理由は
信用度、知名度の向上、営業機会の拡大による業容拡大、人材の充実が期待できること。社内的にはモチベーションアップがある。

―強みは
ビジネスモデルの特徴として、長年4つのバリューチェーンに基づいて顧客に提案している。一つはワンストップサービスによる利便性。価格の透明性も強み。緻密な見積もりで工事が始まってから、「足りない工事があった」ということにはならない。近隣への対策をきっちりすることと工事の安全性。現場管理の専門性を提供して、高い評価を得ている。顧客から案件が決まる前の情報をもらえる流れができており、提案しながら案件化している。好循環を形成しており、元請け比率が高く、リピート率7割となり利益率が高い。

他の解体業者は重機を持っているが、我々は重機を持たざる経営ということで、施工・管理に徹している。直近の総資産利益率は16%、一人当たりの経常利益も2000万円超と同業他社と比して高い労働生産性を実現している。

―業務の特色は
大きな建物は壊し方で安全性を高めたり、コストを下げたり、工期を短縮できたりする。やり方を提案でき、工事の安全性を高められる。・・・記事の全文はこちら

 

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