ソフトバンク(9434)の宮内社長、「逆風に強いソフトバンク魂」

2018/12/19

19日、ソフトバンク(SB、9434)が東証1部に新規上場した。初値は公開価格の1500円を2.47%下回る1463円で、終値は1282円だった。ソフトバンクグループ(SBG)の子会社で、国内の3大通信メガキャリアの一角を占める。宮内謙社長らが都内で上場会見を行った。

ITマーケットはビジネスチャンスの山と話す宮内社長

ITマーケットはビジネスチャンスの山と話す宮内社長

冒頭、宮内社長はソフトバンクのこれまでの歩みと、上場による(1)自律的・機動的な経営の加速、(2)通信事業の効率化と成長領域へのシフト、(3)連結配当性向85%――をアピールした。これまでに培った通信事業者としてのノウハウや顧客基盤、営業力を、SBGの投資先である企業群との協業で活かし、新事業を増やしていくと述べ、「逆風に強いソフトバンク魂」を訴求した。宮川潤一副社長は12月6日に起きた通信障害の理由を説明し、通信機器の仕入れ先を増やす対策などを講じていると説明した。以下は会場との質疑応答。

―一日で時価総額が1兆円減った
宮内社長:マーケットがどう反応したかを真摯に受け止めて、ここをスタート地点にして企業価値向上に努めていきたい。

―1500円の値付けの妥当性は
値付けは引受会社と協議した。85%の配当性向と5%の配当利回りをきちんと示すことが重要だと引受会社からのアドバイスがあり、1本値の1500円とした。

宮内社長は「インフラビジネスは大きな成長はしないが、着実に伸びるキャッシュフローが出るビジネスなのできちんと還元していきたい」と語った。

宮内社長は「インフラビジネスは大きな成長はしないが、着実に伸びるキャッシュフローが出るビジネスなのできちんと還元していきたい」と語った。

―上場のタイミングは
昨年の春ぐらいから検討していた。2015年4月に4社合併でソフトバンクを設立した時に 公開性、独立性高めて、通信事業者としてもっと強くなろうと考えていた。本来は9月か10月の上場予定だったが、様々な事情で12月になった。通信障害やファーウェイの問題や政府のプレッシャーなどいろいろあったが、計画的に進めてきたことなので、引き下がる必要はないだろうと判断した。厳しい環境の中で船出することで、我々自身が心を引き締めて、そこから新たな創業という気持ちでやっていこうと考えた。社内では上場再考の議論はなかった。

―孫代表はこの上場についてどう言っているのか
会長として素晴らしいアドバイスを・・・記事の全文はこちら

 

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