上場会見:恵和の長村社長、コンクリートに絆創膏を

2019/10/30

30日、恵和<4251>が東証2部に上場した。初値は公開価格の770円を33.25%上回る1026円を付け、880円で引けた。同社はスマートフォンやタブレットなどの液晶ディスプレイに使われる「光学シート事業」と、防湿、耐熱などの機能を付加した産業部材を作る「機能製品事業」を手掛ける。長村惠弌(おさむら・けいいち)社長が東京証券取引所で上場会見を行った。

長村社長は経営理念である自然と産業の調和の創造について話した。

長村社長は経営理念である自然と産業の調和の創造について話した。

―初値が公開価格を上回った
品質を重視する会社の姿勢が評価され、感謝している。これを肝に銘じて経営理念に沿ってまっしぐらに頑張りたい。

―上場の狙いについて
行動指針で品質を競争力にするとしており、製造機器の制御系や精度、測定器や機械そのものについてイノベーティブなものを取り入れていかなければならない。そのために成長エンジンのコアとなるのは資金。今のところ、各銀行から貸付けの申し出があるが、会社の理念を理解した投資家と対話を重ねて新たな資金調達をするほうが、調達がダイナミックになり機動力がある。70年の歴史の中で、無借金経営を続けてきたが、上場が一番良いと考えた。同時に、信頼感の向上で優秀な海外人材の流入や他企業とのコラボレーションなど、副次的な効果もあり得る。

―より具体的な成長戦略と市場の背景について
日本でなければできないことがある。記事の全文はこちら

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