上場会見:Sansan(4443)の寺田社長、出会いからイノベーションを生み出す

2019/06/19

19日、Sansan(4443)が東証マザーズに上場した。初値は公開価格の4500円を5.78%上回る4760円で、終値は5460円だった。法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」事業と、SNSの仕組みを取り入れ、名刺をビジネスのつながりに変えるビジネス特化型名刺アプリの「Eight」事業を手掛ける。寺田親弘社長が東京証券取引所で上場会見を行った。

寺田社長は、名刺交換の文化が根付いているアジアでの事業展開についても言及した。

―初値が公開価格を上回った
高い評価をもらった。一般の株主を迎えたことに対しては身が引き締まる思いがある。ビジネスを12年かけて積み上げてきたことに対する今日の評価だと思うため、今後も顧客価値をどんどん積み上げたうえで、それに応じた評価をもらえればありがたい。

―事業の概要は
一つはSansan事業で、名刺管理からビジネスが始まるということをコンセプトにしている。企業の全社員が使える法人向け名刺管理サービスとして5700社以上が利用している。月次解約率も低く保っており、シェアナンバーワンのサービスになっている。スキャナーやスマートフォンアプリで読み取ると99.9%の精度でデータ化される。人事異動や企業の情報の連携を始めとして社内の情報を有効活用するために相手先企業の組織図が自動的に形成されたり、自分に関係ありそうな人脈について通知が届いたりと多様な機能がある。

付加機能の追加でアップセルの機会を捉えようとしている。最近は社内の従業員の連絡先の管理や、その人が持つ名刺の分析を通じ、その人の強みを把握するナレッジマネジメントとしての側面も生み出している。データを統合してセールスフォースなどで有効活用する機能も提供している。

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