上場会見:Welby(4438)の比木社長、郵便局で普及拡大へ

2019/03/29

29日、Welby(4438)が東証マザーズに上場した。初値は付かず、公開価格の5200円の2.3倍となる1万1960円の買い気配で引けた。糖尿病・高血圧症などの生活習慣病を始めとする様々な疾患の治療分野で、患者の自己管理をサポートするPHR(Personal Health Record)プラットフォームサービスを展開する。比木武社長が東京証券取引所で上場会見を行った。

PHRサービスは治療に当たる医師側の動機付けにも貢献すると話す比木社長

PHRサービスは治療に当たる医師側の動機付けにも貢献すると話す比木社長

―初値が付かなかった
今後どうなるか一喜一憂せず、頑張っていきたい。

―事業の内容は
通院時に医師がサービスを勧めて、患者が自身のスマートフォンで情報を管理し、医療機関がそのデータを遠隔で確認する。次回以降の診察で医師とともにデータを見て、療養指導に生かすPHRサービスを提供している。各疾患で必要なデータが異なり、15種のアプリを提供する。60万回近くダウンロードされ、9000件を超える医療機関が利用している。

―ビジネスモデルの特徴は
BtoBでは製薬会社に服薬管理のアプリと情報をセットで提供し、利用料を受け取っている。BtoMでは病院や薬局向けにサービスを提供し、月額利用料を支払ってもらっている。収益の大半を占めているのはこの二つ。BtoCでは患者に無料で使ってもらい、利用者数が増えている。企業の健康経営にも活用され、健康な人も病気の人も対象とし、転職・退職してもデータを利用できるようになっている。

―アプリ開発の工夫は
全て内製化している。会員登録機能や記事の全文はこちら

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