(9266:東証マザーズ) 一家ダイニングプロジェクト カギとなる既存店の動向

2018/08/09

IKKA

今回のポイント
・グループミッションとして『あらゆる人の幸せに関わる日本一の“おもてなし”集団』を掲げ、主力業態である餃子・串焼き・もつ鍋などが中心メニューの「屋台屋博多劇場」と、炉端・蒸焼・大鍋がメインの「こだわりもん一家」などを展開。他には類を見ない接客サービスによる高いリピート率、業界における独自のポジショニング、理念を共有する人材育成のための取り組みなどが特長・強み。2018年3月末現在、1都3県に46店舗を展開。ブライダル事業も展開。

・成長ドライバーと位置付ける「屋台屋博多劇場」における、「リーズナブルな価格設定」、「ユニークな会員企画」、「厳選した年間10~12の出店」による持続的成長を追求している。

・18年3月期の売上高は前期比13.5%増の61億49百万円。既存店売上高は同3.4%増収。前々期開店した10店舗が通期で寄与したほか、前期中に開店した10店の売上も加わった。販管費も新規出店による経費増や上場関連費用などで増加したが吸収し、営業利益は同55.4%増の2億44百万円。3期連続の増収増益で売上、利益ともに過去最高を更新した。

・19年3月期の売上高は前期比17.6%増の72億32百万円の予想。既存店は前期比100%の前提。新規開店12店舗および前期開店した10店舗が寄与する。ブライダル事業は前期末の受注済件数をベースに同2%の増収を見込む。営業利益は同21.7%増の2億97百万円の予想。新規出店に伴い開業コスト、本部人員増など販管費も増加するが増収により吸収する。

・武長社長に自社の特長・強み、株主や投資家へのメッセージを伺った。「『お客様に喜んでもらいたい、楽しんでもらいたい』という想いをベースにした他には類を見ない接客サービスを更に磨き上げて成長を追求していくので、是非中長期の視点で応援していただきたい。」とのことだ。

・今期も2桁の増収増益で過去最高の売上・利益を更新する予想だが、残念ながら株価は低調な推移となっている。出店計画については前期未達であったものの、今期は順調な進捗であることから、カギはやはり既存店の動向となろう。まだ始まったばかりの19年3月期ではあるが、今期予想に対してどれだけの積み上げを行えるかが注目される。一方、中期的には「サービスレベルを低下させることなく成長を追求するためには無理のない着実な店舗拡大が重要」と考える同社の出店戦略が収益にどのように反映されていくのかウォッチしたい。経営理念のとおり、全てのステークホルダーを感動させる会社を目指す同社の今後に期待したい。

会社概要

グループミッションとして『あらゆる人の幸せに関わる日本一の“おもてなし”集団』を掲げ、主力業態である餃子・串焼き・もつ鍋などが中心メニューの「屋台屋博多劇場」と、炉端・蒸焼・大鍋がメインの「こだわりもん一家」などを展開。他には類を見ない接客サービス、業界における独自のポジショニング、理念を共有する人材育成のための取り組みなどが特長・強み。
2018年3月末現在、1都3県に46店舗を展開。ブライダル事業も展開。

【1-1 沿革】

学生時代の旅の途中、お客様の笑顔に囲まれる飲食業の楽しさ・面白さに魅了された武長社長はホテルでのアルバイトなどサービスの基礎を学びながら資金を貯め、20歳で1997年10月に同社の前身である有限会社ロイスカンパニーを設立し、同年12月には1号店として「くいどころバー一家(現こだわりもん一家)本八幡店」を千葉県市川市にオープンした。
その年の12月22日、来店客からコースターの裏に書かれた「こんな素敵なお店をありがとう。」とのメッセージを受け取った武長社長は、深く感銘を受け、「お客様の喜び・感動は自分の喜び・感動である。」ことを改めて強く認識。
お客様と喜びと感動を分かち合うことを理念に掲げて店創り、会社創りに邁進する。
2000年8月に有限会社から株式会社へ組織変更し、同時に商号を「株式会社一家ダイニングプロジェクト」へ変更。
2010年 2月には新業態である屋台屋博多劇場1号店「屋台屋博多劇場 成田店」を千葉県成田市にオープンした。
2011年8月には屋台屋博多劇場の初の都心部の出店となる「屋台屋博多劇場 八重洲店」を東京都中央区にオープンするなど、1都3県で店舗を拡大するとともに、2012年8月にはブライダル施設「The Place of Tokyo」 を東京都港区にオープンし、ブライダル事業へも参入し、業容を着実に拡大。
2017年12月、東証マザーズ市場に上場した。

【1-2 経営理念】

沿革で述べた武長社長の創業時の強い想いを込め、以下のようなグループミッション、経営理念、社訓を掲げている。

(グループミッション)

『あらゆる人の幸せに関わる日本一の“おもてなし”集団』
【1-3 事業内容】

報告セグメントは「飲食事業」と「ブライダル事業」の2つ。売上、利益とも6割強を占める飲食事業が成長ドライバーである。

(*)なお、飲食事業は年末・年始が、またブライダル事業は婚礼シーズンである10月、11月が年間を通じた最繁忙期となるため、3月決算の同社においては第3四半期(10-12月)に売上・利益が偏重する季節特性がある点には留意する必要がある。

(1)飲食事業

餃子・串焼き・もつ鍋などが中心メニューの博多業態「屋台屋博多劇場」と、炉端・蒸焼・大鍋がメインの一家業態「こだわりもん一家」が中心業態。
他に、「Trattoria&WineBar TANGO」、「鮨あらた」を運営している。

「屋台屋博多劇場」、「こだわりもん一家」ともに、『あらゆる人の幸せに関わる日本一の“おもてなし”集団』として来店客に喜びと感動を提供するための様々な特長を備えている。

(2)ブライダル事業

東京タワーの目の前に位置し、東京タワーを一望できる開放的なチャペルが特長であるブライダル施設「The Place of Tokyo」を運営している。
「The Place of Tokyo」には、和モダンをコンセプトとしてデザインした4階会場「Tower room」、オープンキッチンを併設した3階会場「Terrace room」、パリの宮殿をイメージした地下2階会場「Grand room」と趣の異なる3つの披露宴会場があり、婚礼料理も、幅広い年齢層のゲストにも喜んでもらえるよう、素材そのままの風味を活かした和テイストのオリジナルのジャパニーズキュイジーヌを提供している。
また、利用客の要望に応じて出身地の食材を使用したメニューをアレンジしたり、新郎新婦の希望に沿ったウェディングケーキを作成したりするなど、日本一の“おもてなし”集団」として独自のサービスを創出・提供している。

【1-4 特長と強み】
(1)他には類を見ない接客サービスによる高いリピート率

同社では来店客を自分の大切な人(家族)と考え、接客している。
基本的なサービスマニュアルはあるものの、それをベースにスタッフが自ら考え、マニュアルにはないおもてなしを表現できるよう理念浸透や教育に取り組んでいる。
調理場スタッフも含めスタッフ全員で来店客を出迎えるためのオープンキッチンの導入、こだわりもん一家業態における「女将」の対応に加え、「2.成長戦略」で述べる会員企画など、他社には見られないユニークな接客サービスが高いリピート率に結び付いている。

(2)業界における独自のポジショニング

居酒屋マーケットの中で低価格帯ながらも、顧客に対するサービスレベルが高く、独自のポジションを構築している。

(3)理念を共有する人材育成のための取り組み

グループミッション、企業理念、社訓をパートアルバイトを含めた全スタッフにいかに深く浸透させることができるかが業容拡大、企業価値向上のための最も重要なポイントであると考えており、人材の採用および育成についても同社ならではの取り組みを実施している。

◎社内教育プログラム「IKKAユニバーサルカレッジ」
「マインド」、「知識」、「スキル」、「行動」、「コミュニケーション」など、広範囲なテーマに亘り座学と実践を交えて包括的な人材育成を行っている。

◎各種イベントの実施
社員やアルバイトメンバーへの理念浸透、モチベーション向上、離職率低下を図るため、以下のような各種賞賛・イベントを開催している。

こうした取り組みが功を奏し、同業他社と比較して低い離職率を実現するとともに、人手不足が深刻化する中でも新卒採用に関しても安定したエントリー数を確保し、計画通りの採用に成功している。

【1-5 株主還元】

同社は継続的に当期純利益を計上しているが、現在成長過程にあり、事業規模の拡大および財務基盤の強化を目的として内部留保の充実を優先してきたため、設立以来配当を実施していない。
ただ、株主に対する利益還元を重要な経営課題の一つとして認識しており、今後は、経営成績および財務状況等を総合的に勘案しながら、配当の実施を検討していく考えだ。

一方、株主の支援に対する感謝の意を表すとともに、店舗の利用を通じて事業内容の理解と継続的な支援を得ることを目的として株主優待制度を新設した。

毎年3月末及び9月末現在の株主名簿に記載された1単元(100株)以上の保有株主が対象。
19年9月末の株主を対象として開始する。

成長戦略

同社では成長ドライバーを飲食事業、なかでも中心業態の「屋台屋博多劇場」の拡大と位置付けている。
「屋台屋博多劇場」による成長戦略は以下のとおりである。

(1)商品戦略

同社資料によると、2015年に仕事帰りの「ちょい飲み」が一般化し、新生銀行の発表した統計データによるとサラリーマンの小遣い額は、37,873 円と前年比231円の微増で1979 年の調査開始以来、過去3番目に低い額となった。

そうした中、博多劇場では下記の代表的なメニューに見られるように、気軽に利用できる客単価でありながら、高いコストパフォーマンスを実現している。
また、2018年4月からは「180円メニュー」を増品し、よりリーズナブルなメニュー作りを進めている。

(2)会員企画

総来店客数の増大及び継続的なリピーターの獲得を重視する同社において「会員企画」は重要な取り組みであり、ユニークな販促企画を次々と産み出している。

博多劇場1号店オープンからの7年間の累計会員数は18年3月末で約56万人。
一方、16年10月からスマホ・アプリ会員をスタートさせ、18年1月からはアプリ会員に一本化しているが、18年3月末のアプリ会員も15万人を突破。会員数の増加ペースは一段と上昇している。
また、18年3月期の全店舗会員比率(総客数に占める会員数の比率)は58.35%。うち、2回目以降来店のリピーター会員比率は38.72%となっており、今後もアプリ企画のブラッシュアップにより客数増とリピート率の更なる上昇を目指していく。

(3)出店戦略

認知度およびブランド価値向上を図るため、今後3年程度は東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3県で集中的に出店する。
最寄り駅乗降客数10万人以上の都心店舗と、それ以外の郊外店舗を組み合わせたハイブリッド型出店で、約200の候補地(駅)の中から厳選して年間10~12出店する計画である。
心のこもった接客を最重視する同社では十分な接客が可能なスタッフの育成が不可欠であり、サービスレベルを低下させることなく成長を追求するためには無理のない着実な店舗拡大が重要と考えている。

業績動向
大幅な増収増益。売上、利益ともに過去最高を更新。

売上高は前期比13.5%増の61億49百万円。既存店売上高は同3.4%増収。「屋台屋博多劇場」が同4.2%増収、「こだわりもん一家」が同2.1%増収と好調だった。前々期開店した10店舗が通期で寄与したほか、前期中に開店した10店の売上も加わった。

売上総利益は同15.6%増の40億91百万円。仕入れ価格の見直し、メニュー変更、ポーション見直し等による原価率改善などが寄与し粗利率も1.2ポイント上昇した。
販管費も新規出店による経費増や上場関連費用などで増加したが吸収し、営業利益は同55.4%増の2億44百万円。3期連続の増収増益で売上、利益ともに過去最高を更新したが、期初計画に対しては酒税法改正によるビール等酒類の仕入価格上昇などで利益が若干の未達となった。
新規出店は当初計画12店舗に対し10店舗にとどまった。店舗数は2018年3月末で46店舗となった。

◎飲食事業

増収増益。
引続き、新規出店によるブランドの認知向上、サービス力向上及び店舗オペレーションの改善、自社アプリ会員の獲得によるリピーター客数の増加に注力した。
新規出店に関しては、都心部への出店(屋台屋博多劇場六本木店、こだわりもん一家渋谷店等)の他、株式会社ダイヤモンドダイニングに開発支援を受け、駐車場などの遊休地にアメリカから取り寄せたスチールキャビンを設置する出店形式である「ガレージダイニングプロジェクト」として出店した屋台屋博多劇場大井町店、埼玉県内への出店(屋台屋博多劇場本川越店)、業態初となる商業施設への出店(屋台屋博多劇場海浜幕張店)を含む直営店10店舗(こだわりもん一家2店舗、屋台屋博多劇場8店舗)を出店。
直営店は前期末比10店舗増の46店舗となった。

◎ブライダル事業

減収増益。
婚礼の主力広告媒体との連携強化による来館数・成約率の向上、サービス力向上及びコスト削減、宴席の新規案件の取り込み及びリピート客数の増加、レストランのサービス力、商品力の向上及び新規客数の増加に注力した。
婚礼売上は、サービス力の向上および少人数パーティーの取り込みの強化による来館数・施行件数の増加により、
順調に推移。
宴席売上も、人的リソースの追加による施行件数・リピート客数の増加により順調に推移している。

株式公開に伴う新株発行で現預金が増加。新店舗オープンにより建物、敷金・保証金も増加した。資産合計は前期末に比べ6億83百万円増加し36億41百万円となった。
借入金は同41百万円減少。増資により資本金、資本剰余金が増加し、純資産は同6億35百万円増加し11億11百万円となった。
この結果、自己資本比率は前期末より14.5%上昇し30.5%となった。

利益増などで営業CFのプラス幅は拡大。投資有価証券の償還による収入の増加等で投資CFおよびフリーCFのマイナス幅は縮小した。
株式の発行による収入増で財務CFのプラス幅は拡大。
キャッシュポジションは上昇した。

4期連続の増収増益予想。過去最高を更新。

売上高は前期比17.6%増の72億32百万円の予想。既存店は前期比100%の前提。新規開店12店舗および前期開店した10店舗が寄与する。ブライダル事業は前期末の受注済件数をベースに同2%の増収を見込む。
営業利益は同21.7%増の2億97百万円の予想。新規出店に伴い開業コスト、本部人員増など販管費も増加するが増収により吸収する。

②各種主要施策およびポイント

(出店戦略)
新規12店舗開店の計画。
前期は12店舗開店の計画に対し結果として10店舗にとどまったが、今期は12店舗開店の計画に対し7月末時点ですでに9店まで出店が決定しており、順調に進捗している。

(屋台屋博多劇場会員数)
前述のように、同社が重視するリピーター増加への寄与は大きく、今後も継続的な会員獲得と企画のブラッシュアップで、来店客数およびリピート率の上昇を目指す。

(新卒採用の強化)
【1-4 特長と強み】でも触れたように、人手不足が深刻化する中でも、同社では継続的に安定した新卒採用に成功している。
今期は上場企業としての新卒採用スタートの年だが、過去最多50名の採用予定に対し既に50名の内定を見込んでおり、順調に推移している。

(社員教育の充実)
前述のように社内教育プログラム「IKKA ユニバーサルカレッジ」を設立し、包括的に人財を育成しているが、今期は特にスキル教育のOJTおよびOFFJTを強化し、サービス力、商品力、店舗力強化に注力し顧客満足度の向上を図る考えだ。

(単価施策)
同社では16年3月期から段階的に客単価を引き下げてきたが、前期の既存店客数および既存店客単価の前年比はそれぞれ103.3%、100.9%と、来店客数の増加と来店当たり客単価の上昇に繋がっている。
2018年4月に「180円」メニューを増品した。よりリーズナブルに、より気楽に楽しめる店づくりにより、さらなる客数増、リピート率向上を目指す。

武長社長に聞く

武長社長に同社の強みや特徴、株主・投資家へのメッセージなどを伺った。

Q:「自社の強みや特徴、他社との違いはどこにあると社長はお考えですか?」
A:「『お客様に喜んでもらいたい、楽しんでもらいたい』という想いを最も強く持っているのが当社だ。」

飲食業とは高度なスキルや技術ではなく、「心の使い方」で差が生まれる業種だ。
私が創業以来、経営において最も大切にしてきたことは、当社の働くスタッフ一人一人の「お客様に喜んでもらいたい、楽しんでもらいたい」という想いをどれだけ強くできるかという点であり、そのために様々な取り組みを行っている。

例えば、私はこの10年間毎月社内報で社員に向けた手紙を書き、私の想い、経営理念や社訓の意味を繰り返し繰り返し述べている。
加えて、定期的に開催する社長塾ではその手紙を読んだ社員の読書感想文コンクールを実施し、優秀な感想文を全員で共有して、気づきの機会を提供したり、全員が向かう方向性を確認してもらったりしている。
他にも社内教育プログラム「IKKA ユニバーシティーカレッジ」や、最優秀感動店舗を選出する「一家祭り」など様々な機会を通じて価値観共有を進めている。

こうした日々の取り組みの結果、全社的な理念の浸透は着実に進んでおり、「お客様に喜んでもらいたい、楽しんでもらいたい」という想いを最も強く持っているのが当社であると自信をもって言うことができる。

Q:「出店および価格戦略などについてお話しください。」
A:「人材育成ペースを考慮しながら厳選した物件を年間10~12店舗出店していく。サービスレベルを低下させることなく成長を追求するためには無理のない着実な店舗拡大が重要だ。一方、価格戦略については、「屋台屋博多劇場」において、今年4月より「180円」メニューを増品したが、今後もよりリーズナブルで、より気楽に楽しめる店づくりにより、さらなる客数増とリピート率向上を目指していく。」

出店については人材育成ペースを考慮しながら厳選した物件を年間10~12店舗出店していく。
一気に面を取りに行くと停滞に入るリスクが高いことは他社のケースからも明らかであり、投資家の皆様にはやや物足りないかもしれないが、サービスレベルを低下させることなく成長を追求するためには無理のない着実な店舗拡大が重要である点はぜひご理解いただきたい。
物件情報の取得という点で株式上場のメリットは非常に大きいと実感している。
当社および店舗の認知度向上とともに、「屋台屋博多劇場」に適した物件を直接紹介していただくケースも増えている。

当社ではここ3年程度で段階的に客単価を引き下げてきたが、バラエティー豊かなメニューとリーズナブルな価格により、来店頻度の上昇を通じた客数増加に繋がっている。
「屋台屋博多劇場」はまさにお客様という観客の前で、当社スタッフが劇団員として観客を喜ばせる場であり、劇場をより一層盛り上げていくためには観客=お客様にもっと足を運んでいただきたい。
今年4月に「180円」メニューを増品したが、よりリーズナブルで、より気楽に楽しめる店づくりにより、さらなる客数増とリピート率向上を目指していく。

Q:「では最後に株主や投資家へのメッセージをお願いします。」
A:「『お客様に喜んでもらいたい、楽しんでもらいたい』という想いをベースにした他には類を見ない接客サービスを更に磨き上げて成長を追求していくので、是非中長期の視点で応援していただきたい。」

現在、世の中ではAIやIoTなど、テクノロジーを武器とする企業に注目が集まっている。
これに対し当社は感動、喜びといった「心」を扱う商売であるが、どんなに技術が進歩しようとも、逆に進歩すればするほど人々は感動や喜びをより一層渇望するようになるだろう。
そうしたなかで心を満たす「おもてなし業」である当社は不変的に支持されると考えている。
『お客様に喜んでもらいたい、楽しんでもらいたい』という想いをベースにした他には類を見ない接客サービスを更に磨き上げて成長を追求していくので、是非中長期の視点で応援していただきたい。

今後の注目点
今期も2桁の増収増益で過去最高の売上・利益を更新する予想だが、残念ながら株価は低調な推移となっている。
出店計画については前期未達であったものの、今期は順調な進捗であることから、カギはやはり既存店の動向となろう。
まだ始まったばかりの19年3月期ではあるが、今期予想に対してどれだけの積み上げを行うことができるかが注目される。
一方、中期的には「サービスレベルを低下させることなく成長を追求するためには無理のない着実な店舗拡大が重要」と考える同社の出店戦略が収益にどのように反映されていくのかウォッチしたい。
経営理念のとおり、全てのステークホルダーを感動させる会社を目指す同社の今後に期待したい。

<参考:コーポレートガバナンスについて>
◎コーポレートガバナンス報告書

最終更新日:2018年6月25日

<基本的な考え方>
当社は、「お客様、関わる全ての人と喜びと感動を分かち合う」とういう理念のもと、「あらゆる人の幸せに関わる日本一の“おもてなし”集団」というグループミッションを掲げ、飲食事業、ブライダル事業のみならず、おもてなしに関わる様々な事業で、日本人の文化である“おもてなし”を広め、日本を代表する「おもてなし」のリーディングカンパニーを目指しております。
当社は、企業価値の継続的な向上には、コーポレート・ガバナンスが有効に機能することが必要不可欠であると考え、コーポレート・ガバナンスの強化及び充実に努めております。株主をはじめとするステークホルダーと良好な関係を築き、事業活動を行うことで、長期的な成長を遂げることができると考えております。
透明かつ公平な経営を最優先に考え、株主総会の充実をはじめ、取締役会の活性化、監査役の監査機能の強化及び積極的な情報開示に努め、コーポレート・ガバナンスの一層の強化を図ってまいります。

<実施しない主な原則とその理由>
当社は、コーポレートガバナンス・コードの基本原則をすべて実施しております。

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