今週の注目レポート (5月12日)

2017/05/15

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。

●三菱電機(6503)【 2+→ 2+】
「今期計画には上乗せ余地を残す。株価の見方は不変」
17/3期は、売上4兆2,386億円(前期比4%減)、営業利益2,701億円(同10%減)で計画を上回り着地。尚、為替影響を除く実質では約10%の営業増益だった。産業メカトロニクス(以下、産メカ)のFA機器は好調な受注モメンタムが続いており、今期も上期までは堅調を維持できそうな状況で、全般的に安心感のある決算内容とTIWでは捉えている。
今期の会社計画は、為替前提、各部門の見通し共に概ね保守的で、FA機器の受注モメンタム次第で更なる上乗せの可能性もありそうだ。
予想ROE:10.1% PBR:1.7倍、来期予想PER:14.1倍、来期予想EPS成長率:9%
Fモデルによる理論株価:1625円(5月8日by服部隆生)

 

 

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。

こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。 ※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。
※「アナリスト・インプレッション」に関する説明はこちらをご覧下さい。

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独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。

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