今週の注目レポート (9月19日)

2014/09/19

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄を3銘柄ピックアップします。

●住友ゴム工業(5110)
「円安加速、原材料安継続から通期会社計画超過達成の確度が高まる」

会社は通期営業利益予想を上期決算公表時に10億円上方修正。
従来想定以上に価格下落影響は厳しいが、これを上回る原材料安効果が見込めることによる。TIWは下期会社計画前提を上回る足元の原材料安及び円安進行を踏まえ会社計画超過達成を予想。従来のTIW 営業利益予想は今般10億円上方修正した。

予想ROE:13.4%、PBR:1.2倍、来期予想PER:7.8倍、来期予想EPS成長率:+6%
(9月16日 by 高田 悟)

 

●クボタ(6326)
「国内・アジア向けの落ち込みを欧米向けがカバー。円安による業績改善に期待」

国内においては米価の下落で、アジアにおいても中国・タイの政策の影響で、回復は後送りとなる可能性が高まっている。欧米でも、穀物価格の下落を背景に、大型農機の市場が縮小に転じたが、同社の主力製品の市場は堅調。国内及びアジア向けの不調を欧米向けがカバーする状況が続く中で、進む円安傾向が業績改善をもたらすと見て、TIW 業績予想を引き上げる。

予想ROE:13.5%、PBR:2.1倍、来期予想PER:12.5倍、来期予想EPS成長率:+14%
(9月16日 by 糸井 正和)

 

●日信工業(7230)
「回生協調ブレーキ牽引により順調に発進。通期計画過達見込みに変化なし」

会社上期営業利益計画に対し48.3%を第1四半期に遂行。南米・欧州での一時的異常費用発生を踏まえれば計画遂行は順調。TIWは従来どおり通期会社利益計画過達を予想。保守的に製品保証関係費用が引き当てられたと見る、HV車向けで上ブレを予想、為替前提が保守的、などによる。

予想ROE:9.7%、PBR:1.1倍、来期予想PER:9.2倍、来期予想EPS成長率:+16%
(9月17日 by 高田 悟) 

 

 

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。

こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。 ※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。
※「アナリスト・インプレッション」に関する説明はこちらをご覧下さい。

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