今週の注目レポート (9月21日)

2012/09/21

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄を3銘柄ピックアップします。

ナカニシ (7716)
歯科用機器は新興国における医療ニーズの増加等を背景に中期的な拡大が見込まれる。同社はこの市場において高い製品競争力を有しており、円高の逆境下でも存在感を高めつつある。現在の株価は、今期 TIW予想PERが10倍台、上期末実績PBRが1.3倍台という水準である。事業規模の近い医療機器メーカーとの比較感からも、同社株価は相対的に割安感があり、中期的に上昇余地があるとTIWでは判断。
ROE 12.0%、PBR 1.35倍、来期予想PER 10.1倍、来期予想EPS成長率4%
〔9月19日、担当:服部 隆生、Analyst Impression – →2+〕

クリエイト・レストランツ・ホールディングス (3387)
9月12日のTIWレポートで同社が自己株式消却に伴い、EPSと配当の引き上げ可能性に関して示唆していたが、今回の479万株(消却前発行済株式総数に対する31.28%)消却のリリースにより、同社の配当利回りが 5.4%、EPSも大幅に上昇することにより、更なる株価上昇余地が引き上げられたものと考える。株式指標面ではROE20.85%に対し、13/2期5月末現在でPBRが1.3倍台、PERが5倍台と依然割安さを感じる株価水準と言えよう。
ROE 20.85%、PBR 1.33倍、来期予想PER 4.7倍、来期予想EPS成長率13%
〔9月20日、担当:成川 寛、Analyst Impression 1→1〕

カルソニックカンセイ (7248)
13/3期TIW予想を下方修正した。しかし、(1)通期営業増益、過去最高水準に近い営業益確保の見込みに変化なし、(2)13/3期TIW予想 ROE10.31%に対し12年6月末実績PBRは0.78倍で指標面が割安、(3)コスト改善活動の海外展開と成長市場の需要取り込みにより収益拡大局面に入ったとみられる、などから市場平均を上回るとの見方を継続。
ROE 10.31%、PBR 0.78倍、来期予想PER 5.5倍、来期予想EPS成長率28%
〔9月21日、担当:高田 悟、Analyst Impression 1→2+〕

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。

こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。 ※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。
※「アナリスト・インプレッション」に関する説明はこちらをご覧下さい。


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