拡大するJ-REIT市場~誕生15周年、成長を続けるJ-REIT市場~

2016/09/26

J-REIT市場の変遷と今後の成長余地について

 

J-REIT市場の変遷

     2016年9月10日にJ-REITは誕生から15周年を迎えました。2001年9月10日に、日本ビルファンド投資法人とジャパンリアルエステイト投資法人の2銘柄が上場し、J-REIT市場がスタートしました。2016年9月10日時点で、上場銘柄数は56銘柄に増加しています。

    15年前の市場誕生時の保有不動産は、44件、約3,194億円の規模でしたが、それから15年経過し、2016年8月末時点では、3,378件、金額ベースで約47倍の約15兆円まで成長し、不動産市場で確固たる地位を築いています(図1)。

    また、保有不動産の用途も誕生時はオフィスだけでしたが、現在では、商業施設、賃貸住宅、物流倉庫、ホテル、産業用施設、ヘルスケアと多様化し、用途分散が進んでいます。

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分配金総額について

    J-REIT市場の誕生から2015年12月期までの分配金総額の累計は2.3兆円を超えました。2015年の1年間の分配金総額(2015年1月期から12月期の合計)は、約3,483億円となり、わが国の金融資産におけるJ-REITの存在感は大きなものとなってきています(図2)。 0916-2

 

今後J-REIT市場の成長余地について

    日本の不動産総額は約2,400兆円と推定され、法人所有不動産は約470兆円、そのうち賃貸されるなど収益不動産として所有されているものは約208兆円と推定されています。

    一方、2016年3月に国土交通省から公表された不動産投資市場拡大に向けた成長戦略では、J-REIT等の資産総額を2016年2月末現在の約16兆円(うちJ-REIT、14.6兆円)から2020年頃に約30兆円へ倍増させる目標が示されました(図3)。現状の資産規模は、日本の不動産総額の0.7%、さらにJ-REITの取得可能性が相対的に高い法人所有収益不動産の7.7%でしかなく、依然、市場の成長余地は高いものと思われます。

    このように今後のJ-REIT市場は引き続き着実に成長することが期待され、ひとつの投資カテゴリーとしての認知度が一層高まることで、投資家の期待に応えて行くものと考えています。

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上記は過去のデータであり、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。

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