2017年の株式市場の振り返り 新興アジア株式市場が堅調に推移

2017/12/29

2017年の株式市場の振り返り 新興アジア株式市場が堅調に推移

 

【ポイント1】先進国は底堅く推移

トランプ政権の税制改革に期待

 

■2017年の世界の株式市場は堅調な推移となりました。全世界(MSCI ACWI)の上昇率は+17.8%(1月2日~12月27日、以下同様)となりました。先進国は+16.5%で、新興国(+29.0%)が世界の株式市場をけん引する形となりました。

■主な先進国株式市場を見ると、4月までは欧州各国の選挙を控え政治の不透明感の強まり等が重石となりましたが、その後は世界経済の回復と堅調な企業業績を背景に緩やかに上昇しました。日米は、北朝鮮情勢やハリケーン被害などから夏場には上値を抑えられましたが、9月以降は、経済、企業業績の好調さに加え、トランプ政権の税制改革の実現に向けた動きに対する期待などから堅調となりました。

 

 

【ポイント2】新興国は大幅上昇

新興アジアがけん引役

 

■新興国は大幅に上昇しました。中でも新興アジアの上昇率は+34.3%でした。特に中国は+45.9%、韓国は+38.4%、インドは+31.2%と大幅な上昇を記録しました。中国、韓国は情報技術セクターが好調で、インドは活発な公共投資がけん引役となりました。

 

 

【今後の展開】世界景気の拡大が続き、株式市場は好調さを維持しよう

 

■2018年の株式市場は、設備投資や輸出が伸びている日本や高成長を続ける新興アジアが引き続き好調を維持すると期待されます。また、世界景気の拡大は地域的な広がりを見せています。2017年に入り、中南米などが立ち直りの傾向を示しており、2018、19年の世界経済の成長を押し上げる要因となりそうです。引き続き新興国は魅力的な株式投資先として期待されそうです。

 

 

 

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(2017年 12月 29日)

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