『日経平均構成銘柄の入れ替え』は2銘柄

2017/10/02

<今日のキーワード>『日経平均構成銘柄の入れ替え』は2銘柄

日経平均株価(日経平均)は東証株価指数(TOPIX)とともに日本の代表的な株価指数です。日経平均は東証1部に上場する225銘柄で構成され、日経225と呼ばれることもあります。毎年1回、10月の初めに指標性を維持するため構成銘柄を入れ替えます。今回の『日経平均構成銘柄の入れ替え』では、リクルートホールディングス、日本郵政が採用され、北越紀州製紙、明電舎が除外されました。

【ポイント1】『日経平均構成銘柄の入れ替え』は定期と臨時

■『日経平均構成銘柄の入れ替え』は指標性を維持するために行われ、毎年10月の初めの「定期見直し」と、経営統合などで構成銘柄数が不足する場合の「臨時見直し」を通じて、銘柄数を225に維持します。

■「定期見直し」の基準は市場流動性とセクター間のバランスです。流動性の基準は過去5年間の売買代金と価格の安定性(より流動性があり、価格変動性が小さい銘柄を優先)です。セクターバランスは、日経業種分類6業種において過剰なセクターを削減、不足セクターを補充します。今回はセクター間の過不足調整を優先して2銘柄が入れ替えられました。

 

【ポイント2】日経平均は値がさ株の影響が大きい

■日経平均は個々の銘柄の平均値によって算出されます。平均値であるため、株価の高い値がさ株、特に上位5銘柄の構成比が約20%を占め、値がさ株の値動きに影響を受けやすく、株価の変動が大きい傾向があります。

■日経平均構成比率が高い値がさ株にはファナック、東京エレクトロンなどがあり、景気、為替の影響を受けやすいなどの特徴があります。

■なお、日経平均は株価平均を算出する際に、銘柄の入れ替えなど市況変動によらない価格変動を排除し連続性を維持しています。

 

 

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【今後の展開】『日経平均構成銘柄の入れ替え』への注目度は高い

■日経平均は同指数に連動するインデックスファンドや株価指数先物・オプションなど影響を与える取引が多く、構成銘柄の入れ替えは、特に影響の大きい値がさ株などについては、十分に配慮して実施されています。

■『日経平均構成銘柄の入れ替え』は、採用銘柄を組入れ、除外銘柄を売却するニーズが発生するため、先回りの売買による収益機会も発生します。このため入れ替えに対する市場の注目は高くなっています。

 

※個別銘柄に言及していますが、当該銘柄を推奨するものではありません。

 

 

(2017年 10月 02日)

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