アジア・オセアニアのリート市場の動向(2017年4月) 堅調持続:金利低下や景気回復を好感

2017/05/12

アジア・オセアニアのリート市場の動向(2017年4月) 堅調持続:金利低下や景気回復を好感

【ポイント1】3市場とも続伸

 

金利低下や景気回復を好感

■17年4月のアジア・オセアニアリート市場を現地通貨ベースで見ると、長期金利の低下や景気回復期待などを背景に、3市場とも続伸しました。

■香港市場は、世界的な長期金利低下の流れを好感して上昇しました。香港経済と密接な関係にある中国の経済成長率が市場予想を上回るなど、中国の底堅い景気動向も後押しとなりました。

■シンガポール市場は、1-3月期GDP成長率や3月の鉱工業生産などを通じて、景気に底入れ感がみられることや、相対的な利回りの高さが好感され、上昇しました。

■オーストラリア市場は、長期金利の低下や堅調な業績動向が評価されて上昇しました。鉄鉱石価格が急落して資源セクター株が弱含んだことも、出遅れていたリートに対する選好につながりました。

 

20170511as

 

 

 

【ポイント2】円ベース騰落率もプラス

 

豪ドルの為替効果はマイナス

■アジア・オセアニアリート市場の4月の騰落率を円ベースで見ると、3市場ともプラスでした。ただし、円相場が対豪ドルで円高となったため、オーストラリア市場は小幅のプラスにとどまりました。

 

【今後の展開】好業績や相対的な配当利回りの高さが注目される

 

■アジア・オセアニアリート市場は、17年に入り、堅調地合いを維持しています。昨年末に急騰した長期金利が年初から緩やかに低下する過程で、相対的な魅力度のあるリートの見直しが進んでいます。米国の利上げは緩やかなペースで続く見込みであるため、長期金利の急上昇は想定しにくく、今後もアジア・オセアニアリート市場の好業績や相対的な利回りの高さが注目されると思われます。

 

(2017年 5月 11日)

印刷用PDFはこちら→

今日のマーケット・デイリー アジア・オセアニアのリート市場の動向(2017年4月) 堅調持続:金利低下や景気回復を好感

関連マーケットレポート

2017年5月10日 グローバル・リート市場の振り返り(2017年5月)
2017年4月11日 アジア・オセアニアのリート市場の動向(2017年3月)

三井住友アセットマネジメント株式会社
SMAM マーケット・レポート   三井住友アセットマネジメント株式会社
世界の経済やマーケットの動向、関連する旬なキーワードを運用のプロがわかりやすく説明します。また、“教えて!Q&A”では、投資に関する様々な疑問をタイムリーに取り上げ、解説します。
■当資料は、情報提供を目的として、三井住友アセットマネジメントが作成したものです。特定の投資信託、生命保険、株式、債券等の売買を推奨・勧誘するものではありません。
■当資料に基づいて取られた投資行動の結果については、当社は責任を負いません。
■当資料の内容は作成基準日現在のものであり、将来予告なく変更されることがあります。
■当資料に市場環境等についてのデータ・分析等が含まれる場合、それらは過去の実績及び将来の予想であり、今後の市場環境等を保証するものではありません。
■当資料は当社が信頼性が高いと判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。
■当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾者に帰属します。
■当資料に掲載されている写真がある場合、写真はイメージであり、本文とは関係ない場合があります。

三井住友アセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第399号
加入協会:一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会

コラム&レポート Pick Up