米国利上げ直後の市場動向~緩やかな利上げペースの明示で「リスクオン」の展開~

2015/12/17

米国利上げ直後の市場動向~緩やかな利上げペースの明示で「リスクオン」の展開~

【ポイント1】米国株は上昇

利上げペースの不透明感和らぐ
■16日の利上げ決定直後の米国株式市場は、総じて決定内容を好感する反応でした。FOMCの声明に、「政策スタンスを緩やかに調整する」と明示されたことや、イエレン議長が利上げ後も金融環境は緩和的と繰り返し強調したことで、将来の利上げペースを巡る不透明感が和らいだことが背景と考えられます。16日の10年国債利回りは、利上げ発表後に一時2.3%を超えて上昇する場面も見られましたが、足元では利上げ前の2.2%台から大きな変化はうかがわれません。

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【ポイント2】日本株も上昇

ドル高円安が進む
■17日の日本株式市場(午前11時時点)も堅調な展開となっています。利上げペースや米国経済の不透明感緩和、円安の進行などから輸出関連銘柄を中心に幅広く上昇しています。

■ドル円レートは、利上げ前に原油安やそれに関連する低格付け債券などへの不安から一時120円台に円高が進みましたが、足元では122円台に戻す展開です(17日午前11時時点)。

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【今後の展開】不透明要因がひとつ解消

■利上げ決定後も、FF先物市場が織り込むFFレートの見通しはFOMCメンバー見通しとかい離したままです。市場では、FF先物市場に沿って極めて緩やかなペースでの利上げを予想しているようです。

■利上げをめぐる不透明要因は解消しましたが、引き続き、原油安や新興国経済に関する不透明要因が市場の注目材料となることが予想されます。

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(2015年12月17日) 

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