ひふみファンドマネージャー
湯浅さんの投資先を決定する決め手とは・・・

2014/11/28

ひふみ投信を運用するレオス・キャピタルワークスの運用部メンバーはどんな人? 今年入社した新入社員による突撃インタビューを連載しています。

ひふみ投信の詳細はこちらをクリック

レオス・キャピタルワークスの投信一覧はこちらをクリック


インタビュアーコメント
レオス・キャピタルワークスの創業メンバーのひとり、湯浅光裕さんです。ひふみ投信の開設当初から運用に関わる湯浅さんのひふみ投信に対する想いとは・・・


1990年ロスチャイルド・アセット・マネジメントに入社。1993年に日本株運用のファンドマネ-ジャーに就任し、同社グループがヨーロッパ、オーストラリアで募集したユニットトラストや年金資金の運用を担当。1999年には中小型株ファンドで年間419%の運用成績を達成。 2000年、ガートモア・アセットマネジメントに入社し中小型株ファンドを担当。ガートモア・キャピタルストラテジー・ジャパンスモールファンドは、2000年スタンダードアンドプアーズ社による調査でインターナショナルマーケテッドスモ ールファンド(日本小型株ファンドの中で最も販売されたファンド)に選定。 2003年、レオス・キャピタルワークス取締役に就任(現任)。

レオス1

堅田:お客様の資産形成を担うために考え得るベストな仕組を実現した商品なんですね。ひふみ投信の中身について聞きたいのですが、会社のどういう部分を見て投資を行っているのですか?
湯浅:僕はビジョン、ミッションがある会社、オーナーシップのある会社、インセンティブがある会社、コンスタントに利益を出している会社に投資をしています。

堅田:そのなかでの優先順位はありますか?
湯浅一番重要なのはビジョン・ミッション。
実はビジョンやミッションを聞いてすぐに答えられる会社は少ないんですよね。特にオーナー社長の方には必ず「何のために事業をやっているのですか?」とシンプルに聞くようにしています。例えば、JINSの田中社長は「世界中の全ての人にメガネを」と答えました。面白いしわかりやすいですよね?そこから、そのミッションを実現するために企業としてどうするの?という具体的な行動に落ちていきます。ビジョンやミッションがなかったら何のために毎日働いているのかわからないし、僕らが投資するお金が何に利用されるかわからない。僕たちが会社を作るときもビジョン・ミッションを重視しました。僕たちが何のために事業を起こしたのかと聞かれると「資本市場を通じて社会に貢献するため」と答えます。この言葉を作るのに何十時間と議論しました。それが僕たちのやりたいことですし、その為に起業するんだと結論づけたんです。

次に重要なのはオーナーシップ。
オーナーシップというのは、日本語にすると「当事者意識」という感じです。経営者だけでなく、従業員にも「当事者意識」があるかどうかが大切だと考えています。何のために自分がここにいて、何をするべきかを考えて行動できているか。経営者自身もそうだけど、経営者は更に従業員に当事者意識を持ってもらえるように努力しているかどうかも大切です。例えば挨拶。従業員が当事者意識を持っていれば会社にどんな人が来ようが挨拶をする。これは普通のことですよね?挨拶をすることで人と人とのコミュニケーションが始まり、相手のことを知って、信用が生まれます。不審者でない限り会社に来る人は投資家だろうが、お客様だろうが、取引先の人だろうがとにかく会社に関係のある人が来ているのだから来社する方々に何をするかと言えば挨拶です。僕は、私は関係ないと思っていれば挨拶もしないですよね?子供たちにも同じ事を言っていますが、彼らの方がすんなり出来ますよね。

その次がインセンティブ。毎日、毎日努力するのはボランティアではないのだから何かリワードがないと人は動かないと思います。金銭的なものかも知れないし、自己実現をする場所かも、またはプライドを持てる仕事内容などです。金銭的には給料やボーナス、ストックオプションなどでだいたいカバーできますが、それ以外にもいろいろあるでしょうから、それをどうしているかというのは気になります。
ビジョン・ミッション、オーナーシップ、インセンティブ全てあっても利益が出ていない会社は当たり前ですがダメですよね。四半期でコンスタントに利益を上げて、その水準を少しずつでも上げている企業であれば何かありそうだなと思います。

堅田:お話を聞いていると会社の業績や指標というよりは企業の中の人を重視している感じを受けるのですが。
湯浅投資は人であって、お金ではないと思います。実際に投資するのはお金なんだけど、人が人を信用してお金を媒介して気持ちを伝えている、それが投資だと僕は思っています。

堅田:そういった人を見る目はどうやって培われてきたのですか?
湯浅大学生になって、近い将来に就職のことも考えなければならないな~と漠然と思ったとき、それまで何も考えずに生きていたので「あー遊んじゃったな」と思いました。そのときにこのまま人と同じ事をしていてはダメだと奮い立って「周りにいる人たちと違う事やろう」と思いました。人と同じことをしないためには人を観察しなきゃいけない。そんなところから自然と人を観察するようになったのかもしれません。そもそも人は好きなので、人を見ているのは昔から好きだったような気がします。
ちなみに、悩んで、人と同じことではだめだと考えた中で出した答えは海外留学でした。1980年代頃は留学する人がだんだん増えてきて、姉がLAに留学していて何度か行ったこともあったので「うん!そうしよう!」って思いました。姉が西海岸だったので、僕は東海岸に行こうとニューヨークに行きました。MBAに行っても、レポート課題は何かしらユニークなアイデアや手法を入れていました。大したことなくてもユニークであることに重きを置いて、努力すれば良いと思うんだよね。

レオス1

堅田:それが投資にも生きているということですか?
湯浅投資にも生きていると思いますが、投資に関してはあまりユニークに走ってもこれまたダメなんですよ。

堅田:投資でいうユニークさ、人と違うというのはどういうことですか?
湯浅半歩先をいくことだと思います。1歩先でも良いのだけれど、あまり先過ぎても消化不良になってしまうので、半歩先がベストです。株式市場は頭の良い人達が大勢戦っている世界なので、先過ぎず、遅すぎずを考えます。運用に関しては、色んな人が色んな事を考えて日々努力してるわけで、そんなに違う事はできませんが、そんな中でも人と違う視点を持って半歩先を考える。ということを考えています。
その為には生き方から変えなければならない。一朝一夕には人と違う視点なんてもてません、その為には生き方、ライフスタイルから変えていく必要があります。
それには時間もかかるし、努力が必要。時間はみな同じように流れているのだから、時間を味方につける方法も必要で、そんなところからユニークな生き方も見えてくると思います。

堅田:何か今までの話が繋がったような気がします。
湯浅本当ですか〜??(笑)まあ、ポートフォリオは運用者の生き方だと思っています。

堅田:最後にお聞きしますが、そんな湯浅さんの生き方を反映したひふみ投信を通じて世の中にどのような価値を提供して行きたいと思っていますか?
湯浅それはレオスのミッション・ビジョンでも掲げているように「資本市場を通じて社会に貢献したい」ということです。

堅田:ありがとうございました。

次回へ続く

ひふみ投信の詳細はこちらをクリック

レオス・キャピタルワークスの投信一覧はこちらをクリック

レオス・キャピタルワークス株式会社
ひふみ投信「ひふみのま」   レオス・キャピタルワークス株式会社
ひふみ投信を運用、販売するレオス・キャピタルワークスのメンバーがお届けするコラム「ひふみのま」です。不定期に更新します。
Copyright(C) 2013 Rheos Capital Works Inc. All Rights Reserved.
・当社は、本コラムの内容につき、その正確性や完全性について意見を表明し、また保証するものではございません。
・記載した情報、予想および判断は投資信託や有価証券の購入、売却、デリバティブ取引、その他の取引を推奨し、勧誘するものではございません。
・過去の実績や予想・意見は、将来の結果を保証するものではございません。
・提供する情報等は作成時現在のものであり、今後予告なしに変更又は削除されることがございます。
・当社は本コラムの内容に依拠してお客様が取った行動の結果に対し責任を負うものではございません。
・投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断と責任でなさるようお願いいたします。
・本レポートの内容に関する一切の権利は当社にありますので、当社の事前の書面による了解なしに転用・複製・配布することはできません。

レオス・キャピタルワークス株式会社
金融商品取引業者 登録番号: 関東財務局長(金商) 第1151号
加入協会: 一般社団法人 投資信託協会、一般社団法人 日本投資顧問業協会