第四回レオス運用部インタビュー

2014/11/14

ひふみ投信を運用するレオス・キャピタルワークスの運用部メンバーはどんな人? 今年入社した新入社員による突撃インタビューを連載しています。

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レオス1

お客様からの支え

堅田:そのような視点を持てば他のファンドでもひふみのような運用は可能になるんですか?
藤野:そうとも言えないんです。他の会社ではできなかったりするんです。何でできないのかというと、地味で地道な会社っていうのは、割と人気がない会社が多いんです。そういう会社はお金がどんどん出たり入ったりするファンドだと投資しづらいんですね。じゃあひふみ投信は何でできるのかって言えば、お金が少しずつ流入して、一度にドーンと大きな流出がないファンドなので、安心して投資ができるからなんです。
お客様の投資に対する姿勢と、運用の成績には密接な関係があるんですよ。

堅田:ひふみ投信の成績はお客様に支えられているとも言えるんですね。
藤野:そうなんです。お客様の投資に対する姿勢が、僕らの成績を決めているんです。ひふみのシャープレシオが高い大きな理由の一つは、お客様の質が良いからなんです。それはお客様が長期的に持ってくれるということなんです。

堅田:直販ならではということですか?
藤野:直販ならではですね。下げ相場であっても、ひふみの長期的な視点を理解してくださるお客様が多いおかげで、安定した運用ができるんです。あとは毎月積立をしてもらっていることも大きな力になっていますね。毎月少しずつ積み立ててくださるお客様が全体の60%もいるんです。それによって毎月お金が入ってくるので、それもファンドの支えになっていますね。

レオス2

堅田:運用者の顔が見えるのもひふみの大きな特徴ですよね。
藤野:そうですね。FacebookやTwitterなどで積極的に発信してますね。これはほとんどのファンドはやっていないですね。国内4000本くらいのファンドがある中で、こういうことをしているのは10あるかないかくらいですね。

堅田:そうですね。あまり顔の見える投資って見たことないですね。
藤野:ないでしょう。こうやって僕自身が出ているだけじゃなく、アナリストを含め運用部のメンバー全員が顔を出しているファンドは他にはないんじゃないかな。ひふみの強さは顔を出すだけじゃなくって、運用部のメンバーそのものですね。全員インタビューしてもらったけど、全員個性的な人たちで、ロボットみたいな人いなかったでしょう?藤野さんの言うことを聞いていますというような。

堅田:いなかったですね。
藤野:みんなそれぞれが自分の哲学持ってやっている人ですよね。これも僕らの強さです。

溶けている人、溶けていない人

堅田:それを藤野さんはイケてる専門家集団と表現されていますが、イケてるとはどういう意味なんでしょうか?
藤野:イケてるっていうのは、溶けないってことです。どういうことかっていうと、ラッシュアワーの電車の中とかで人を見ると、溶けている人と溶けていない人がいると思うんですよね。何が違うかというと、ラッシュアワーの中でもオーラがあって人としての輪郭が立っている人と、特徴がなく色んな人の中でボケてしまって、集団の中の一人になってしまうような人がいると思うんですよね。溶けている人はイケてないと思ってしまう。イケてる人っていうのは、やっぱり凛としているというか、個として立っているところがあって、ジリツしてる。

堅田:ジリツですか?
藤野:ジリツには自律と自立っていう二つの言葉があって、イケてる人はどちらも持っている。こういう人たちって、あんまり指示を出さない方が良いんです。情報共有してあとは好きにやれって言った方が上手くいくことが多くて。例えば運用部では毎朝会議しているんですけど、こうしろああしろとは言わないんですね。今日も全力を尽くそうということで、そうするとそれぞれが自由に行動するんですよね。どうすればベストか自分たちで考えて、それぞれが走って動いていく。そうすると、個を立たせながらそれぞれの良さを発揮してくれる。 じゃあ個々が勝手に動いてチームワークがないのかというと、そういうわけでは全くなくて、それぞれの個が立つからこそ、お互いを認め合いながら自由に動いているので、全員の動きが自然とチームワークになっているんです。

アートとサイエンスの融合

堅田:運用についてはどういう方針でされているのでしょうか。
藤野:僕らが言っているのは、足で稼ぎながら、定量的な分析モデルを持っているアートとサイエンスの融合。アートの部分が重要で、企業を分析したり、マーケットを分析したりするのも、ただ単に数字だけでは結果は出てこないし、僕らがいる意味がなくなってしまいます。一方で、感覚だけだと何の基準もないのでサイエンスも必要なんです。アートとサイエンスの融合が重要じゃないかと思っていますね。割合でいうと、どちらも重要で1対1というように考えています。



レオス3

投資の素晴らしさを感じてほしい

堅田:今もまだひふみ投信は成長の段階にあると感じているんですけど、ひふみ投信はこれからどういう方向に向かっていくんでしょうか。
藤野:今やっていることを追求していって、もっと仲間を増やしていきたいと思っています。投資をする仲間を増やしていって、投資をすることの素晴らしさを感じらもらいたいなと。
最終的にはお金がふえるところを感じてもらえないとよくないんですけど、「人と会社ってつながっているんだ」とか、「経済と会社がつながっているんだ」とか、会社に投資をすることが素敵なんだということを、腹で理解してもらうことが大事かなと。
腹で理解してもらうには、体験してもらうしかなくて、まずは投資をしてもらい、そのあとはセミナーに来てもらったり、不定期で開催している「ひふみの社会科見学」にも参加して楽しんでもらいたいですね。 そういった意味では、ひふみ投信は参加型の投信ですよね。

堅田:そこまでくると、投資とは単にお金を増やすということだけでなく、お金とは何か、投資とは何かということをとても考えさせられます。藤野さんは、投資についてどう考えられているのでしょうか?
藤野:投資とは育てることですね。企業、社会、世の中、組織とか。 お金を通じて会社に投資することで、その会社を良くする、ともに学んでいくということです。これが育てることなんですね。
だから僕が明治大学で教えているということも、僕にとっては投資活動なんです。投資家の活動の本質は実は教育業であり、育成業であるからと思っているからなんです。

レオス4

全力を尽くします

堅田:最後に、この企画の締めも兼ねて、お客様に何か一言お願いします。
藤野:全力を尽くします。とにかく全力を尽くすということがキーワードです。全力を尽くしているかって毎日考えていて、お客様のために、自分のために全力を尽くしていきたいと思います。これからもひふみ投信をよろしくお願いいたします。

第五回へ続く

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