日経平均 3万円の根拠 PART3

2017/12/05

P= B + ∑(RI/CoE)
企業価値評価モデルは、配当割引モデル(DDM)やキャッシュフロー割引モデルなどをはじめいくつかあるが、クリーン・サープラス関係(期末株主資本=期首株主 資本-配当+利益)を前提として導出される残余利益モデルが近年実務的に広く普及している。残余利益モデルの考え方を文字で書けば以下の通りである。

株主資本の価値 =株主資本の簿価+将来の残余利益の割引現在価値合計

残余利益(residual income)とは、株主資本が稼ぎ出す利益のうち株式資本コストを上回る部分を言う。将来にわたる残余利益の流列を資本コストで現在価値に割り引いたものの合計が、簿価の株主資本に付加されて企業価値を創りだす。

g20171205_1株式資本コスト(CoE)と株主資本利益率(ROE)との差(エクィティスプレッド)が残余利益を生む源泉である。Pは企業価値(あるいはそれを表す時価総額)、Bは自己資本で、1株当たりに換算すればPは株価となる。
 
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