日米金融政策決定会合プレビュー:米国の9月利上げ期待は維持できるか

2017/06/13

-今週の日米政策決定会合については、各種指標等をみる限り、大きなサプライズは考えにくい。米国は0.25%の引き上げ、日本は、金利、資産購入のメド等の据え置きを予想する。

-日本の個人投資家は物価上昇に懐疑的。エコノミストの間では日銀の次の方向性は「引き締め」という見方が大勢を占めるが、個人が物価上昇を信じない限り、日銀はアクションをとりにくいだろう。

-日米の短期金利差は開く方向。だが、長期金利については、米国では足元の景気拡大ペースの鈍化で縮小も。ドル円レートの動きは限定的とみられるが、金利の動き次第ではやや円高に向かう可能性。

各国の金融政策の方向性:日本以外は早晩引き締めへ
今週は、日本、米国、英国で相次いで政策金利決定会合が開催される(図表1)。今回は、これまでの経済指標や当局関係者の発言から、サプライズ無しで「日本は金利、量的目標ともに維持、米国は、0.25%の引き上げ」と予想される。なお、年初に利上げ予想も出ていた英国は、政治的混乱などから、変更は先送りで、政策は維持される方向とみられる。

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