黄金・チャンピオン銘柄リスト・リターン~ベスト15、ワースト15

2015/10/05

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【ミクロ個別銘柄と運用パフォーマンス】
★黄金・チャンピオン銘柄リスト・リターン~ベスト15、ワースト15.。
2013年11月ごろから、現在の黄金銘柄リストの前身をスタートして、その後チャンピオン銘柄リストも登場。さらに今年は、両リストから選抜した「赤備え(あかぞなえ)銘柄リスト」も加わりました。
そこで、今回は、この「赤備え銘柄リスト」の母集団である「黄金」「チャンピオン」のリストで取り扱ったすべての銘柄売買のうち、パフォーマンスをのベスト15と、ワースト15を列挙してみます。

(2013~直近までの、ベストリターン15銘柄とワーストリターン15銘柄)

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(2013-2014年)
1年強のこの期間において、売買したもののうち、ベスト15とワースト15を見てみます。
1位のUSEN 4842の407.2%(つまり5倍)が突出しています。
続いて、フィンテック8789の265.8%(3.675倍)、ペガサスミシン6262の242.2%(3.42倍)、ディップ2379の211.1%(3.11倍)と続きます。
2倍以上が7銘柄と非常に好パフォーマンスの度合いが大きかった年回りでした。
ベスト15までしか列挙していませんが、この後60-40%が大量に控えています。
一方、ワースト15は、一番悪いもので、日本冶金工業5480の-15.5%です。
しかも、すべての売買の勝率は、69%という高率でした。

(2015年、今年)
それに対して今年は、大変苦戦しています。
ベスト15の筆頭でも、レナウン3606の106.6%(2.06倍)ですから、明らかに利益の取り方が劣ります。
しかも、100%以上が、このレナウン1銘柄だけだったというのがきついのです。
現在保有中(黄金銘柄リスト)の東電9501が二位ですが、それで66.1%ですから、前年までとは様変わりです。
一方ワースト15のほうを見ますと、最悪のパフォーマンスだったのが、免疫生物研究所6570(現在保有中のものではない。その前の売買ですでに処分済みのロット)の30.1%と大きく、15位まで上がっても14-15%台のマイナスが続いているわけで、明らかに悪いパフォーマンスも前年に比べて大きなダメージとなっています。
勝率はそれでも41%ですから、そうひどいということではないのですが、なにしろ、マイナスの結果に終わったものが多すぎるのです。

日ごろから個別銘柄の取り組み方に関しては、次のようなことをお勧めしています。

1.あくまで強い銘柄をポジションに残すように心がける(25日足のトレンド重視)。けして弱い銘柄には手を出さない。
2.マクロ的な判断を重視し、市場全体が値崩れしない以上は、できるだけ我慢してホールドする。全体が値崩れするという危険性が高いときには、容赦なく撤退する。

問題は、25日足というトレンドを、どこまで踏ん張ったらよいのか。
マクロ的な、市場全体の判断をどうすればいいのか。

この二つを手堅くできれば、パフォーマンスは上がります。
限りなく、ベスト15に入ったような銘柄だけで、ポジションを固めるような結果へと導いてくれます。

1の、トレンド重視という点は、仮に25日足を割っても、すぐにあきらめて処分するのではなく、リストでは3日は我慢するようにしています。
そして、先読み・未来の窓をチェックし、改善傾向がでてきているのであれば、25日足割れが多少続いても、ホールドでがんばるようにしています。

2の、マクロ的な判断こそは、もっと重要です。
今回の8-9月の波乱において、急落時にいちいち投げていたら、そのつど大きな実現損ばかりを出してしまいます。
なぜ、このレポートで、投げなくてよい、ホールドで(キャッシュは2割程度まででよい)としてきたのか、といえば、底入れ形成期間であることが明らかだったからです。
できれば、直前にいったんすべて売却し、オールキャッシュで、この急落を迎えて、全力投球で安値を買いにいきたい想定だったのです。昨年10月は、これがどんぴしゃりで成功しましたが、今年は痛恨の1日の判断ミスで、逃しました。
それだけに、今度は狼狽売りを禁じ、我慢せよとしたのです。
こうした判断は、冒頭で縷々解説したような、定点観測で初めて可能なものです。
チャートだけをみても、トレンドだけを見ていてもだめなのです。
相場というものは、ファンダメンタルズ、需給、テクニカル、しかも、マクロという絶対的な全体観を含め、すべてのシグナルをチェックして、総合的に判断しなければなりません。
しかし、定点観測をするポイントは、多少多いのですが、決まったものばかりです。
当レポートでは、それらを日々、必要に応じて解説し、上昇シグナル、下落シグナルの点灯具合を解説しています。
ぜひ、銘柄の名前だけを見るのではなく、いっしょにこの相場の意味するところを、考えましょう。

最近では、この黄金・チャンピオンリストの母集団から、しいて大化け狙い(あくまで個人的な思惑ですが)で、中期ホールドしたい精鋭の銘柄だけをピックアップし、「赤備え(あかぞなえ)銘柄リスト」を、日々「今日のまとめ(黄金日報夕刊)」にアップするようにしています。
これは、黄金・チャンピオン銘柄を使って、実際にモデルポートフォリオを構成して、そのパフォーマンスを実演してみようという、一歩、運用に踏み込んだ提案形式です。
ちょうど夏場の急落が始まる直前からスタートした第一集団、まさに急落後にスタートした第二集団、底入れを見越した時点からの第三集団と三つを実演していますが、今のところ、いずれも日経平均など指数より好パフォーマンスになっています。
重要なのは、市場全体が大きく滑落した局面で、自身のポートフォリオだけは「ダメージを受けない」ということです。
反発局面で、上昇部分がそのままリターンになってくるためには、下がる局面でポジションがひどくやられていないことが必要だからです。
黄金・チャンピオン銘柄リストの母集団でも、今年年初からは、平均損益はマイナスになっていないという事実に注目していただきたいと思います。

【マクロ・ストラテジー~本当に利上げ見送り(景気後退)か、それとも米鉄道株(物流)の底入れ完了、50日線突破(景気拡大)が正しいのか】

★注目の雇用統計でした。9月分ですが、非農業雇用者数が、せめて20万人という分岐を大きく下回る14万2000人増ということで、当初は米国株指数先物が急落。寄付きも現物が激しく売られました。一時はダウ工業株で、259ドルの大幅下落でした。つまり景気後退懸念です。ところが、直後、早期利上げ観測が一気に後退却したと思われ、売り手がここが買い戻しのチャンスと見たのでしょう、どんどん指数は下げ幅を縮小。終わってみれば、ダウ工業株で200ドル高となりました。

★あくまでも、これはわたしの個人的な考えですが、市場では、確かに圧倒的に利上げ先送り観測に傾斜しました。堀古キャピタルによりますと(おそらく情報ベンダーの調査結果でしょう)、利上げ確率ですが、10月はわずか10%、12月が33%、来年1月が41%、3月が56%と、77%の確率で来年ということになっているようです。過半は来年3月ということです。確かに週末米2年国債利回りは、12%ポイントの急低下をして、25日足を大きく下放れてしまいました。が、10年利回りは8月24日の一番低い水準まで下がらずに、とどまりました。しかも下髭を伸ばしています。本当に来年利上げなのでしょうか。為替や諸符品なども、瞬間ブレたものの、ほとんど事前と居所を変えていません。

★雇用統計は、ここもと(前々回までは)思った以上に強い内容で、驚くほどでしたが、ここ二回連続で20万人という非農業雇用者数のよしあしの分岐を下回ったことになります。そもそも雇用統計というものは、夏場は季節要因から弱いはずで、前々回まで強かったのがイレギュラーであり、ここ二回が通常ペースに戻ったということも言えるわけです。もし連銀がここでひるんだしまったとしたら、冬場おそらく雇用統計は非常に強いのが普通ですから、利上げをあわててしなければならなくなる羽目に陥るでしょう。わたしは、中国という外部要因が今後落ち着いているということさえ確認できれば、あくまで今月利上げに踏み切るべきだと思っています。

★さはさりながら、相場はわたしの意志とは関係なく進行します。仮に、市場における観測通り、今月の利上げが無い、ということになりますと、相場シナリオは従来解説してきましたように、基本的には戻り相場が一巡する(つまりファンドの損益通算が終わる、10月末・11月末)までが精一杯で、高値更新はできずに、再び往来相場で波乱含みの展開になると思います。万一、これを株式相場にとっては好都合である、という安易な楽観論に流れれば、これは低金利下におけるバブル的暴騰相場という、非常にイレギュラーな相場展開になってくるリスクもあるでしょう。しかしそのバブルは、金利が低いだけに持続性はそれほどありません。バブルは、金利上昇下でこそ極大化するからです。

★米国の主要指数の位置は、主要指数で4日続伸ですが、とりたてて重要な水準を突破しているわけでもなく、9月17日前後の戻り高値を上回っているわけでもなく、つまり底入れは完了していません。しかし、たった一つ、重大な変化が個別銘柄のベンチマークに表われています。それは、米国国内物流の大動脈である、大陸横断鉄道株・ユニオンパシフィックUNPの株価チャートです。

(ユニオンパシフィックUNP株価チャート)・・・割愛
@1

ご覧のように、鉄道株の筆頭銘柄ですが、これは9月17日の戻り高値を更新。
さらに、まだどの指数も突破できていない50日線を突破。つまり安全圏に入ったわけです。
米国市場で非常に重視されているこの50日線は、まだ下降トレンドの真っ只中ですが、この先行銘柄が突破してきているということは、米国市場底入れが示唆されているわけです。
しかもその意味するところは景気拡大の初動であるということです。
おそらく、夏場に旺盛となっていたであろう、今年のクリスマス商戦向けの電子部品、半導体、その他部材、あらゆる原材料・素材などの物流が動いているということでしょう。
となると、先述の雇用統計の弱さは、雇用統計独自の夏場という季節変動要因からくる弱さにすぎず、景気実体は拡大基調を続けていると判断できるわけです。
それは、秋から冬場にかけて、雇用統計にはっきりでてくるはずです。
従い、市場が現在傾斜してしまっている利上げ先送り観測は間違いである可能性が高い、とユニオンパシフィックの株価はアピールしているようにしか思えません。

★どういう事情があろうと、相場的には売り方の買戻しが進みます。マクロ分析の議論は、いろいろあるでしょうが、利上げが今月あろうと(きわめて少数派ですが)、ずっと先送りであろうと、どちらにしても、10月末・11月末までは、ファンドの売り方は損益通算のために、ポジションの中立化で動くはずですから、主体はこれまで下げていた相場だけに、ショートカバーということになります。週末の雇用統計による波乱のように、急落したときこそ、彼らにとっては、ショートポジションの手仕舞いの絶好のチャンスです。従い、今後もさまざまな悪材料によって相場急落という局面があっても、たちまち彼らの買戻しが入ることになるでしょう。

★実際に連銀がどういう判断をするかはわかりませんが(わたしはまだ10月に利上げすると思っています)、東京市場ではこれで、日銀が来週はともかくとして、月末の金融政策決定会合で追加緩和策(量的緩和の規模拡大か、期限延長)を打ち出しやすくなった、と考える向きが多くなるでしょう。それが事実かどうかは別として、東京市場は一段と買い意欲が増してくるように思います。一番気になるのは、金融セクター(不動産、銀行、地銀、ノンバンク)です。ここで上がらなければいつ上がるのか、というタイミングになってくるかもしれません。

★個人的には、利上げ先送りには懐疑的ですが、ファンドの週末の雇用統計に対する反応ぶりで、彼らがショートカバーを手仕舞おうというスタンスがはっきりしたので、戦略方針を従来の「やや警戒モード、キャッシュ比率1割」から「フルインベストメント」に戻します。

★赤備え(あかぞなえ)銘柄リスト。
(パフォーマンスは、良好)
過去3ヶ月(7月13日起点)で、日経平均は-12.4%でした。
これに対して、3ヶ月前にスタートした第一集団は、黄金系が+2.7%、チャンピオン系が+6.3%です。
過去2ヶ月(7月29日起点)で、日経平均は-13.2%。
これに対して同じくスタートした第二集団は、黄金系が-6%。チャンピオン系が-1.2%。
直近1ヶ月(9月11日起点)で、日経平均は-3%。
これに対して、第三集団は、黄金系が-0.5%。チャンピオン系が+1.6%です。

(第一集団から第三集団まで、主力はなにか)
それぞれの主力は、「赤備え銘柄リスト」を見れば一目瞭然です。
アダストリア2685、東電9501、オカモト5122、日本トリム6788、日本基礎技術1914、アコム8572、東亜建設1885、ホーチキ6745、神戸物産3038、テンプHD 2189、雪印メグミルク2270、GMOペイメント3769、ホシザキ6465、あいHD 3076、一休2450などでした。

(今後注目されるのは、一つはやはり金融がらみ)
先述通り、東京市場ではおそらく、日銀の追加金融緩和策期待で走る局面が一段と加速するでしょうから、金融セクターには注目しておいたほうが良さそうです。
赤備え銘柄リストでは、アコム8572、大垣(共立)銀行8361、やや派生的ですが、GMOペイメント3769がこれに該当します。
ちなみに、「赤備え」に選抜されていないチャンピオン銘柄ではFPG 7148が、それぞれやや派生的ではありますが、金融に絡んでいます。なお、東電951も低金利に好反応をする大型株だということも忘れないようにしましょう。

★「編集長の本戦モデル」現状。
黄金・チャンピオン銘柄リストや、そこから精鋭銘柄を選抜した「赤備え銘柄リスト」をベースにして、実際にこれらの銘柄判断が機能しているかどうかをチェックするために、わたし自身で仮想運用している「編集長の本戦モデル」があります。

こちらをクリックしてください。・・・割愛

元本1000万円として、年初(1月5日起算)から各リストの有効性をチェックするために行っている、わたし自身の仮想運用モデルです。
通常、公開していませんが、ポイントポイントでこういう現状です、ということで一覧に供しています。
夏場のピークで40%前後までパフォーマンスは拡大していましたが、さすがに痛恨の売り逃げ失敗もあって、ダメージを受け、一時は最悪で+3%までパフォーマンスは縮小。
この週末時点では、+7.2%になっています。
日経平均は、この間、+2.2%です。
こうしてみますと、この波乱相場の中で、銘柄入れ替えをしてきた結果、「本戦銘柄モデル」の構成銘柄は、ほぼすべて「赤備え銘柄」であることに気づきます。
当面のポジション管理に役立てばと思います。

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以上

増田経済研究所
増田経済研究所が、今週の東京株式市場の動向を展望します。米国を中心とした国際情勢を踏まえ、誰が今、何を考え、我々個人投資家はいかに対応すべきなのか、分かりやすく解説します。
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商号等:有限会社増田経済研究所/金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1069号