老後破産を防ぐ資産形成ノウハウ【1】投資信託

2017/02/09


[PR]【new】住友化学(4005)協和キリン(4151)を買うのは、ある特定の日です。それを知っていますか?

【1】投資信託

○どのような商品か

「投資信託」は資産運用において最もメジャーな金融商品であり、銀行や証券会社の店頭や窓口等で購入できます。プロが運用する商品で、最近では様々な特徴をもったものがあり、中でも定期的に配当金が支払われる商品に人気が集中しているようです。

 

投資信託は販売会社と運用会社、そして管理会社がそれぞれの役割に応じて専門の業務を分担しています。広く投資家から資金を集めてファンドを組成し、各種金融商品(株式、債券、不動産等)に投資を行って運用収益を上げ、投資家に分配する仕組みが作られています。

 

個人投資家が独自に株式投資や不動産投資を行うためには、各種の市場や金融商品について個別に学び、理解する必要があり、それは容易なことではありません。また実際に投資を行うとなれば、そのリスクや日々の不安、ストレス、恐怖感や不安感が先立ち、自分で投資を行うことに抵抗や不安を感じる方も少なくありません。投資信託はプロの運用担当者が投資を行ってくれる商品だから「任せて安心」という感覚もあり、頼りになる金融商品です。

 

また最近では投資家の切実なニーズに対応して「毎月分配型」と呼ばれる投資信託が登場し、購入金額に応じて一定の分配金を毎月受け取ることができます。それが着実な収益のように思えるため、大きな人気を呼んでいるようです。

 

投資家から資金を集めてファンドを組成し、その目的や用途に応じて各国の株式、債券、公社債、不動産等々に投資が行われますので、結局は投資信託の購入者が間接的に各種金融商品に投資していることになります。それゆえ、その投資先の市場や商品価値が上昇すればファンド自体の資産額が増加し、購入者の資金が増加します。逆に市場や商品価格が下落すればファンドの資産額が減少し、購入者の資金は減少します。

 

プロが運用するという理由から安定的な運用が期待できるイメージがありますが、現実的には厳しい運用状況のファンドも多く、その状況はそれぞれのファンドの基準価格で毎日確認することができます。

 

○投資のポイントは

それでは実際に、投資信託に投資を行って資金を増やすことはできるのでしょうか。投資信託は「基準価格」という物差しでその価値を評価でき、一般的には発売時の基準価格は10,000円からスタートします。投資信託における投資対象市場の商品価格の上昇や利息の受け取りなどで投資収益が上がれば、その投資信託の基準価格が上がり、投資家の資金が増える仕組みです。また分配金は投資元金と運用損益を合わせた資金の中から分配される仕組みとなっており、投資において損失が発生し、資産残高が減っている状態で分配が行われると、基準価格がその分だけ低下する仕組みとなっているようです。

 

投資信託の運用先は複雑に分散され、リスクを避けるように考えられています。しかし、複雑に分散されているだけに収益の管理も複雑で、その投資自体の評価が難しくなると考えられます。投資信託の評価を単純に行おうと思えば、購入時の基準価格と評価を行う時点の基準価格の差額を求め、そこに購入時から評価時までの間に受け取った分配金を加えることにより、自分自身の資金の増減を評価することができます。

 

各投資信託の基準価格はそれぞれの販売会社や信託会社が提供する資料や新聞紙面上で確認できます。市場や商品、あるいは時期の違いなど様々な要因に左右されますが、全ての投資信託で利益が上がるわけではないことがお分かりいただけることと思います。つまり、いつ、どのような目的の、どのような投資信託を購入するかは購入者であるあなたの選択であり、その点では個別株式を買うこととそれほど大きな差があるとは私には思えません。

 

私はこれまで各種の投資を行ってきましたが、一投資家として考えた時、資金が減っていく前提条件の中で着実な利益をあげていくことは、非常に難しく、大変な精度を要すると考えます。つまり、定期的に分配を行いながら、かつ元本を増やす投資には高い技術が必要とされるのです。しかし、その商品の特性が購入者のある種の欲求(毎月確実に分配金を手にする喜びがある)を満たすので、そのような投資信託が人気を博すのも十分うなずけることだと思います。

 

そういったことも考え合わせると、投資信託を購入して資産運用を行う際は、購入者がその投資信託の運用先や市場、あるいは市場の動向、またその後の見通しなどをある程度理解・把握した上で商品や購入時期を選択する必要があり、そこに難しさがあると思われます。

 

○投資信託で運用する際の注目ポイントとは

1.購入する商品が多種多様に存在するため、購入者自身が商品を選んだ上で、どの投資信託を購入するかを決定する必要がある

2.購入時期によってその後の収益に影響が出るため、購入者が適切な購入時期を選べなければならない

3.資金の増減の評価方法が難しいため、自分の資金の把握や管理を確認する必要がある

4.投資信託自体の継続的な資金の増減を評価することは素人には無理があり、購入者自身が見通しを立てにくい

5.口座の管理費や各種手続き費用を事前に確認しておく必要がある

 

等々が考えられます。すべての投資において共通するポイントですが、購入者自身がその金融商品に対して十分に理解、納得した上で購入すれば、多くの問題を未然に防ぐことができます。そうではなく、曖昧な理解や何となくといった気持ちで購入していては、後々様々な疑問や問題が出てくることが考えられますので、慎重に検討し、分かる範囲、許せる資金の範囲内での運用がベストだと思います。

まこと投資スクール株式会社
松下 誠★相場の見立て   まこと投資スクール株式会社
投資家が儲けるために必要な哲学・理論・技術を解説します。実際に、市場で利益を上げ、大勢の個人投資家を導いてきた松下誠ならではの相場分析。この見立てを参考に、自分の投資スタイルを作り上げましょう。
本情報の正確性には万全を期しておりますが、情報は変更になる場合があります。 また、第三者による人為的改ざん、機器の誤作動などの理由により本情報に誤りが生じる可能性があります。 本情報は、情報の提供のみを目的としており、金融商品の販売又は勧誘を目的としたものではありません。 投資にあたっての最終決定は利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 本情報に基づいて行われる判断について、まこと投資スクール株式会社は一切の責任を負いません。 なお、本情報の著作権は、まこと投資スクール株式会社に帰属します。本情報の転用、複製、販売等の一切を固く禁じております。

コラム&レポート Pick Up