株価が上がる時に買い、下がる時に売っていますか?

2017/09/08


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投資家は、意外に曖昧な理由で売買を繰り返し、理屈に合わない行動を繰り返します。下がり続ける株を塩漬けにしているのも、その1つと言えます。株式投資とは、株価が上がる時に買い、下がる時に売るものです。

 

第5章 地合いが分からないから失敗する

5-1 地合いとは何か、どう変わっていくのか?

第4章で、株価の動きには、需給とそれに影響を与える要素の2つが関連していると紹介しました。一般的に、「株価は景気がよいときに上がる」という印象があります。しかしながら歴史的な株価の動きをチャートで確認すると、底値圏から上昇が始まった時間帯は、決して景気がよくなっていたわけではないことに気付きます。例えば、2012 年11 月中旬に民主党の野田内閣が解散・総選挙を発表し、株価は上昇を開始しました。この時点で、国内景気がよくなったわけではなく、「政権交代が起こり、経済政策が見直され、景気がよくなるのではないか」という期待感から株式市場に買いが入ったと考えられます。その後、実際に円安の影響もあり、企業業績が改善し、いわゆる景気がよくなり始め、さらに株価が上昇するという循環をたどりました。

 

株式市場で言われる地合いとは、市場にあふれるムードや値動きそのものと言えます。一般的には、景気=地合いと考えてしまいそうですが、上にも書いたように、底値圏からの上昇局面では決して景気がよくなっているわけではないと考えると、地合い=景気ではなく、地合い=株価の動きであり、株価の動きはチャートを見ることで、一目で分かります。

 

個人投資家は、地合いがよい環境で有利に株を買いたいと願っていますが、地合い=景気と誤って理解しているため、本当の地合いが見えず、チャンスを逃しています。株価が上昇を始めれば、それは何らかの理由で需要が供給を上回る現象の確認であり、これは地合いが上向いていることを意味するのです。

 

逆に、景気が好調な中で株価が下落を見せていれば、それは供給が需要を上回っていることを意味し、地合いは悪いと考えられます。株式投資で利益を上げるために、地合いについて先入観や固定観念で判断するのではなく、適切に判断できるようになる必要があるのです。

 

長い株価の歴史の中で、地合いがどのように変わっていくのかを大きく考えてみます。株価とは、企業の利益の増減に伴い動きます。マクロ経済の大きな流れの中で、その国のGDP が増加し、経済成長を遂げている間は株価が上昇する傾向にあります。上昇する株価は、投資家の利益を拡大し、市場および市場参加者は活況の中で売買を拡大させ、実態からかけ離れた価値も形成されるようになります。そのような市場の熱さとは関係なく、永久に続く成長など存在しませんので、いつしか国や企業は成長を止め、衰退を始める時期がやってきます。それまでに市場の過熱により、実態からかけ離れて形成されてきた価値は、その裏付けを失い、株価の急落を招きます。そしてさらなる衰退で株価は下落を続け、いつしか天井圏で起こったこととまったく逆のことが底値圏で起こり、行き過ぎた絶望感の中で割安感を形成し、上昇を始め、再び経済や企業の成長が始まる循環が存在します。これが、株式市場に繰り返される地合いです。

上記コラムは、全7章からなる無料レポート「なぜ投資家は失敗するのか? 株式投資編」からの抜粋です。全編を読んで、失敗の理由を克服したい人は、こちらのページから無料で手に入れてください。

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