日銀の金融政策現状維持で市場は大混乱?

2016/04/29


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こんにちは、松下 誠です。いやー、昨日の正午過ぎの株価と為替の動きは、強烈でしたね。日銀の金融政策決定会合の結果が伝えられると、日経平均株価は1分で700円以上の下落、米ドル/円は2円以上の下落で、どちらもちょっとした暴落の様相でした。よほどショックだったのですね。皆さん、ぶん投げました。利益は出たのでしょうか・・・・・

 

今回の日銀の会合に先んじては、金融系の一部の識者やアナリストたちも、かなり強気に「追加緩和策が出る」とのコメントを打ち出してきました。先週金曜日には嘘か真か、「日銀が新たな金融緩和策を用意している」というニュースも流れるなど、その期待が大きすぎただけに、期待を裏切られた投資家が、一斉にそれまでの買いを決済したことで、昨日の下落は起こりました。

 

あなたにとっては、この動きはどういう動きですか?「別に、想定内です。」という返事でしょうか。それとも、「ショックです。せっかく含み損が減ってきていたのに、また拡大しました。これからも心配です。」という返事でしょうか。

 

日足のチャートを見る限りは、何ら異常事態は起こっておらず、前者の「想定内です。」という返事で構いません。まだ、日経平均株価のシナリオは、ほとんど変わっていません。

 

「何で、そんなことが言えるんですか。」と思った人は、まだあまりチャートの見方が十分ではないようです。今の日経平均株価の節目は、前回安値4/8 15,471円を切り上げるかどうかであり、昨日の安値は、まだまだこの遥か上値に位置しています。また、売買高を見ると、昨日は2/15以来の2ヵ月以上ぶりの売買高を記録しましたが、それでも、2/15、2/12、2/10の売買高の方が昨日の売買高よりも多いです。

 

こんな風に、ただ日銀のニュースにあてが外れてパニックを起こすだけではなく、自分にとっての大切なポイントは、何なのか、いつ(何月何日)と比較するのか、ということを知っておけば、昨日の日銀のニュースとその後の値動きは、「想定内です。」ということになります。実は、米ドル/円にはまた違ったシナリオが読めますが、今日は日経平均株価だけにしておきましょう。

 

ジョージ・ソロスは、「市場は常に間違っている」と言っています。相場の格言に、「人の行く裏の道あり花の山」というものがあります。

 

市場参加者が、一斉に感情的に動く中で、あなたは感情的に動くのではなく、準備したシナリオ、見るべきポイントを見て、冷静に動いてくださいね。そうすれば、こんな嘘みたいなサプライズも、冷静に対処できて、しっかり利益を上げることができます。

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