【ニュース解説】「配当 3年連続で最高」

2016/02/24


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配当 3年連続で最高

上場企業 株主還元を重視

15年度、初の10兆円

上場企業が株主への配当を増やしている。2015年度の配当総額は約10兆8000億円と初めて10兆円を超え、3年連続で過去最高を更新する見通しだ。なかでも業績見通しを下方修正した企業の9割が従来計画通りの配当を維持する見込みで、株主還元を重視する流れが一段と鮮明で。企業が稼いだ利益や資金をため込まずに配当に回すことで、足踏みする個人消費を下支えしそうだ。(日本経済新聞2016年2月17日1面記事より)

 

昨年4月5日の日本経済新聞のニュースで、「株主還元、最高の13兆円」という記事があり、この中で2014年度の配当の総額が9兆5000億円で過去最高だとありました。2015年度は、これを更新し、配当総額が約10兆8000億円と、3年連続過去最高になるそうです。

 

株式投資とは、その企業への資本参加であり、保有株数の分だけ企業の所有者になることを意味し、所有者である株主に対して企業が利益を還元する1つの姿勢が株式配当です。

 

また足元では、日銀のマイナス金利導入により、各種金利が低下しており、国債をはじめとした金融商品の利回りが低下し、運用妙味が薄れています。この環境下において、業績を下方修正した企業でさえも、従来計画通りの配当を維持するということは、配当利回りは確保され、この点から株式市場への投資妙味は際立つと考えられます。

 

2016年に入り、国内株式市場は下落局面を余儀なくされておりますので、容易に買いに入れない地合いとなっていますが、株式配当は長期の株式投資の重要な利益の源泉であり、今後、もし国内株式市場が立ち直りを見せて上昇局面に入れば、足元の安値は絶好の買い場を提供している可能性さえあります。

 

投資判断を下すのは、いつも投資家自身であり、それを指して「投資は自己責任」と言われます。リスクとは、「危険」を意味する言葉ではなく、「不確実性」を意味する言葉であり、リスクを取らなければ大きなリターンは得られません。

3年連続の過去最高の配当は、私たち投資家にとってリスクになりえるのか、投資戦略を十分に考えた上で、判断する必要があります。長期投資にとって、企業の業績向上が株価の上昇という理論的な背景を考え、配当に関して考えてみてください。

 

記事の出典:投資総合メディア「投資家の鏡」はこちら。

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