16年10-12月期のインドGDP統計~高額紙幣廃止の影響は軽微

2017/03/01
  1. 1610-12月期の実質GDP成長率は前年同期比+7.0%、減速したものの+7%台を維持しました。
  2. 個人消費が活況でした。1611月に実施した高額紙幣廃止の影響は軽微にとどまった模様です。
  3. 1718年も高成長が予想され、投資妙味の大きさから通貨、株価共に堅調な展開が期待されます。

大幅減速予想に反し内需堅調

インド統計計画実行省が28日に発表した16年10-12月期の実質GDP成長率は前年同期比+7.0%でした。16年11月に実施された高額紙幣廃止の影響で、政府も一時は+5%台への景気減速を覚悟したほどですが、影響は軽微でした。

個人消費が前年同期比+10.1%と、12年7-9月期以来の2ケタ成長となり、活況でした。政府の消費支出も同+19.9%と3期連続の2ケタ増加でした。また、固定資本投資が同+3.5%と、低水準ながら4期ぶりにプラスに転じました。高成長が持続していることで、民間の設備投資に底堅さが出てきたと見られます。アムンディでは、17、18年も+7%台の高成長が続くと予想しています。

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低インフレ、高金利、高成長の下、投資妙味大きいインド投資

インドは、インフレ率が安定しているのに対して政策金利が6%台と比較的高水準です。また、高成長を背景に企業の好業績も期待されます。株価は、最近数年の新興国経済の不振を映し、先進国株に対して割安感が強まっています。一時的な経済活動の混乱も、モディ政権に対する国民の支持は依然高く(支持率は70%超)、経済構造改革路線が今後も続きそうです。こうした、社会的な安定感も手伝い、通貨、株式共にインドは投資妙味が高いと思われます。

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