AM One「柏原延行」の Market View #113 値動きが異なる2つの米国株式指数(その2)

2018/07/02

皆さま こんにちは。

アセットマネジメントOneで、チーフ・グローバル・ストラテジストを務めます柏原延行です。

極めて暑い日が続き、私は半袖のシャツを着始めました。まだ、体が慣れてないせいか、特にネクタイをして外出すると、本当に暑さを感じる1週間でした。

本コラムは、前回(その1)の続きですが、本来予定していた2つの米国株価指数の話に加え、市場の注目材料である貿易、知財問題についても、お話できればと考えます。

  • 前回のコラムでは、どちらも、米国株式の指数であるにもかかわらず、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(以下、ダウ指数)は横這いの動きのようにみえる一方で、Russell2000インデックス(以下、ラッセル2000)の値動きは、このところ高値更新を続けていることを説明した。
  • 加えて、(ラッセル2000と比較して)時価総額が大きい企業から構成されるダウ指数は、貿易戦争などのマクロ的な問題の影響を受けやすいという考え方があるように感じるが、2017年と2018年合計の騰落率は、両指数とも約+25%であり、2018年のラッセル2000は、単に2017年の出遅れを取り戻しているだけにもみえることも説明した。
  • 貿易問題などが懸念されている状況ではあるが、現状の米国企業の利益は極めて好調であり、2018年のダウ指数の(1株当りの)利益の伸びは2割近くに達している。そして、ラッセル2000の同利益の伸びは4割近くに達しており、この数字からは、ラッセル2000の好調推移は、当然のことのように思える(なお、利益の伸びには減税効果を含む、図表1ご参照)。
  • 貿易問題などに油断は禁物であるが、最終的には、株価の決定要素としては、利益の推移が一番重要であると私は考えている。

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